「電力自由化になったから電力会社を選んでね!」なんて言われても、正直なんだかよく分からないよね。同じ電力会社でも、電気の使用量やエリアによって電気料金がかなり違ってくるって知ってた?
自分で言うのもなんだけど、うちのサイトは大手比較サイトの料金シミュレーションでは分からない各社の特徴なんかも分かりやすい思うんだ。ここでは電気料金はもちろん、セット割引・特典、口コミ評価なんかを丸ごと評価。みんなにおすすめしたい電力会社をランキング形式で紹介しているよ!
※プロバイダとセット契約した場合、プロバイダ解約に手数料がかかる可能性あり
東京ガスは電力自由化の醍醐味とも言えるセット割・特典満載の電力会社。電気とガスのセット割、オリジナルポイント「パッチョポイント」付与、インターネット×電気×ガスのトリプルセット割の他、人気レシピサイト「クックパッド」の有料サービスが無料で利用できたり、「電気トラブルサポート」があったりとメリットいっぱい。肝心の電気料金も関東エリア内ではかなり安めなので、トータルで考えるとかなりお得になるのです。解約金0円なので合わなければまた乗り換えればOK。CO2排出量が少ない天然ガスを利用した発電なので環境負荷も小さめ。東京ガスとガスの契約をしているなら必見の電力会社です!
※3人以上の平均的な世帯の場合の例
太陽光発電事業を展開していた会社が提供するLooopでんきは、基本料金0円という斬新なプランを打ち出しています。基本料金がずっと0円なうえ、従来の段階的に電気料金の単価が上がる仕組みを廃止し、どれだけ電気を使っても1kWhあたり一律の単価という明朗会計は非常に魅力的。実際、電気料金も安めなのです。セット割やポイントサービスの特典などはなく、使った分の電気料金だけが請求されるシンプルな仕組みなので、わかりやすいのもメリットですね。手数料・解約金も0円なので乗り換えやすさも抜群。契約アンペアが大きく基本料金が高い家庭は、Looopでんきを検討してみましょう!
※3人以上の平均的な世帯の場合の例
あしたでんきのプランはシンプルに2つ。電気使用量が標準的な家庭向けのプランは基本料金が0円。しかも電気の単価が一律なので、非常にプランがわかりやすく、どれだけお得になるか判断しやすいのは消費者にとってメリットだと思います。また電気使用量が多い家庭向けのプランは、基本料金が3,000円と少々高めの設定ですが、その分だけ電気単価がかなり安く、標準プランに比べて1kWhあたり-4.5円となっています。大家族やペットを飼っている家庭なら、節約効果が実感できるのではないでしょうか。解約金0円なので、ひとまず切り替えてみるのもおすすめです。
※3人以上の平均的な世帯の場合の例
もともと中小企業向けに電気・水道の節約をコンサルティングする事業を手掛けていた企業です。既に10,000社を超える企業のコスト削減を成功させてきた実力を基盤に、電気の供給事業をスタートさせました。これまでになかった「親しみやすく」「親身な電力会社」を目指している点は、消費者にとっても安心感が持てるのではないでしょうか。親指でんきの基本プランは、基本料金0円、事務手数料0円、解約金0円という魅力的なもの。これまで当たり前に請求されていた基本料金がかからないのは嬉しいですよね。エリアごとに21~29円(1kWhあたり)の一律料金というシンプルさも魅力です。
※3人以上の平均的な世帯の場合の例
大手通販サイト「楽天市場」を運営する楽天の電力供給サービスが「楽天でんき(楽天エナジー)旧まちでんき」。楽天でんきと契約した場合、電気は新電力の丸紅新電力が調達・供給することになります。家庭向けプランは基本料金0円。さらに電気の単価が一律なので非常にわかりやすいプランだと思います。電気料金200円につき楽天スーパーポイントが1ポイント付与され、さらに電気料金の支払いを楽天カードにすることでも100円につき1ポイントもらえるので、トータルで考えるとかなりお得だと思いますよ。解約金も0円なので、楽天ユーザーなら一度は検討してみることをおすすめします。
ENEOSでんきの魅力はいくつかありますが、とにかく電気料金だけを考えてもかなり安い単価になっているのは大きな特徴です。あまりに電気使用量が少ない人だと割高になる可能性がありますが、電気料金が6,000円/月を越えていればその心配はないでしょう。石油会社のプランではガソリンなどの給油割引特典があるので、車に乗らない人は得できないと思われがちですが、ENEOSでんきの場合、車に乗らない人はTポイント付与や提携カード特典を選ぶこともできるため、かなり多くの人が得できる電力会社だと思います。電源構成を公開している点や、環境負荷の少ない発電に積極的に取り組んでいる点なども評価できるポイントですね。気になる人は公式サイトで料金シミュレーションをしてみてはいかがでしょうか。
※3人以上の平均的な世帯の場合の例
新電力の中でも変わり種と言える昭和シェル石油。特徴が全く異なる2つのプランがあり、ぴったりハマればかなりお得になります。「ガソリンが10円/L安くなる電気」プランは給油1Lにつき10円割引してもらえ、毎月上限100Lが対象なので最大12,000円/年の得ができます。「昼はもちろん夜に差がでる電気」プランは、昼の電気料金もそこそこ安いのですが、電気を多く使う朝と夜の電気料金が安く設定されています。さらに給油1Lあたり1円割引の特典(毎月上限100L)もついてくるので、合算するとかなりお得。給油代で得するか電気料金で得するか、ライフスタイルに合わせて選択できるのは消費者にとってメリットですね。
ソフトバンクもしくはワイモバイルのユーザーなら、一度はチェックしてほしいのがソフトバンクでんきです。家庭向けのメインとなっているプランが「おうちでんき」。スマートフォンやインターネットサービスとのセット割があり、お得感が大きいはずです。しかもスマホや携帯電話の契約回線が増えるごとに割引も大きくなるのもメリット(10回線まで)。また環境に配慮した自然派エネルギーを供給する、基本料金0円プランの「自然でんき」もかなり人気を集めています(自然でんきのプランはセット割なし)。ソフトバンクでんき加入者は毎月の電気・通信の支払いをソフトバンクにひとまとめにして節約するというのも賢いのではないでしょうか。
HISは電力自由化スタート当初より勢いのある新電力です。東京電力や関西電力といった地域の電力会社の電気料金より一律5%割引というプランは、シンプルかつメリット大でかなり人気を集めています。電気の供給エリアは沖縄電力エリアを除く全国。シンプルなプランだけでなく夜に家事をまとめてする家庭向けのプランや、電気使用量が少ない人でもお得になるプランなどが用意されているので、きっと最適なプランが見つかるのではないでしょうか。旅の割引キャンペーンなどが実施されるのもHISならではですね。
eo光ネット(インターネットサービス)、eo光電話、eo光テレビなどのサービスを提供するケイ・オプティコムの電力供給サービスがeo電気。関西エリアではケイ・オプティコムが提供する光サービスの知名度は高く、すでに通信事業での利用者満足度は非常に高いものとなっています。eo電気は基本的にeo光ユーザー向けのサービスで、セット契約することにより、電気料金が割引になるのが最大のメリットと言えるでしょう。。電気料金もインターネット料金も一括管理できるようになるので、関西エリアに住んでいるeo光ユーザーは検討してみてもいいですね。
エネワンでんきは「ガスワン」の名前でLPガス供給をしている株式会社サイサンの電力供給サービスです。サイサンは、すでにオフィスビルや学校といった大規模施設への高圧電力供給の実績があり1000件以上の施設と契約していますが、そのうち99.6%が継続利用していることからもその実力がわかります。家庭向けの電力供給サービスではガスと電気のセット契約でお得になるほか、ウォーターサーバーや光インタ―ネットサービス「サイサン光」など、他サービスのセット契約でもお得になるプランとなっています。もともとサービスを利用していた人は安心感も大きいと思うので、ぜひ検討してみてほしいです。
ESSO(エッソ)、Mobi(モービル)、ゼネラルのガソリンスタンドで有名な東燃ゼネラル石油の電力供給サービスがmyでんきです。ガソリンスタンドだけでなく、原油の輸入や石油製造といった幅広いエネルギー事業を展開する会社ですから、信頼感が持てるのではないでしょうか。myでんきは給油割などの特典はありませんが、どんな電気料金帯の家庭でも基本的に電気料金がお得になるので、電気使用量が少ないため、他の電力会社のプランでは電気料金が割高になってしまうという人もチェックしてみるといいでしょう。セット割や特典がなく電気料金だけを比較すればいいので、電力会社に詳しくない人でもわかりやすいと思います。いくら節約できるか知りたい人はmyでんきの公式サイトで料金シミュレーションが可能です。
誰もが知っている大手通信会社のKDDIが展開するauユーザー向けの電力供給サービスがauでんきです。auでんきの場合、電気料金自体は従来とあまり変わりませんが、電気料金に応じて最大5%相当がau WALLETプリペイドカードにキャッシュバックされるプランとなっているため、どんな電気料金帯の人でも損をすることはなさそうです。auでんきは沖縄県や一部地域は除くものの、全国規模で電力供給を行っていますから、ほとんどのauユーザーがauでんきを検討できますし、さらに引越しの際に電力会社を変更する手間がないというのもメリットでしょう。
ミツウロコという会社名は知っていても、どんな事業を行っている会社かよくわかっていないという人も多いのかもしれませんね。ミツウロコは石炭や石油製品、LPガス、自然エネルギーといったエネルギー全般に関わる事業を展開している企業です。家庭向けに電力供給サービスを行うのは、ミツウロコの子会社であるミツウロコグリーンエネルギー。セット割や特典はなく、電気料金の安さを売りにしたプランで、電気使用量が多い人ほどお得になります。電気使用量が少ない場合は割高になることもありますが、人数の多い家族など電気をたくさん使用するご家庭ならお得感も大きいでしょう。
千葉県に本社を置き、千葉県、茨城県、栃木県にLPガスを供給しているエルピオの電力供給サービスがエルピオでんきです。ガスの供給エリアだけでなく、それ以外の関東エリアにも電力供給していますが、数ある電力会社のうち電気料金もなかなかのプランとなっています。ガス会社の場合、ガスと電気のセット契約で電気料金が安くなる特典を用意しているところも多くありますが、エルピオでんきはガスの契約の有無に関わらず電気料金は一律です。セット割や特典といった付帯サービスを考えず、シンプルに電気料金を安くしたい人という人には魅力的な電力会社かもしれませんね。
コンビニ大手ローソンと三菱商事がつくった電力供給サービスがまちエネです。まちエネでお得になるのは家の近くや職場の近くなどにローソンがあり、頻繁に利用している人でしょう。電気代に応じPontaポイントがもらえる特典はさまざまな電力会社にもありますが、他社が1000円ごとに5ポイントなのに対し、まちエネなら10ポイント付与されます。また、毎月ローソンで使えるお得なクーポンがもらえたり、映画のチケットがいつでも500円引きになる特典もあります。プランがひとつなので悩む必要がないのもメリットかもしれませんね。まちエネは売上の一部を環境保全に役立てていますから、環境が気になる人にもおすすめですよ。
もともと関東エリアに電力を供給していた電力会社(一般電気事業者)である東京電力エナジーパートナー(TEPCO)ですが、中部エリアや関西エリアに住んでいる人も契約することができます。料金プランはさまざまあり、時間帯に関係なく一日中電気料金の単価が変わらないプランもあれば、時間帯によって単価が変わるプランもあり、オール電化の家庭などは賢くプランを選択すればかなりお得になるでしょう。また、関西エリアは関東エリアや中部エリアと比較してもお得な電気料金プランになっていて、電気を多く使うファミリー世帯は電気料金の節約効果が大きいので特におすすめと言えますよ。
電力会社にもいろいろなタイプの会社があり、当然、料金プランもさまざまですから、そう簡単に選べませんよね。そこで、電力会社選びの際に着目すべきポイントについて、具体的にご紹介したいと思います。項目別に確認すれば、自分にぴったりな電力会社がわかってくると思いますよ。
一番わかりやすくて、一番気になるのが電気料金ですよね。選ぶ電力会社によって、年間で10,000円以上も差がつくこともありますから、シミュレーションなどで確認してみるといいですね。電気料金をチェックする際は、自分が毎月どれくらい電気を使用しているか知っておくことが大切です。電気を多く使う人向けのプランや、電気の使用量が少なくても得できるプランがあるので、賢く選べばお得度もアップしますよ。
電力会社の中には既存のサービスとセット契約することで得できるプランを出しているところもたくさんあります。通信、ガス、ガソリン(給油)など、普段から利用頻度の高いサービスを選ぶことで、毎月数百円~数千円得できます。また、ポイント付与の特典も忘れてはいけません。もし、電力会社選びに困ったら、自分が利用しているサービスとのセット割や特典を基準に選んでみてもいいでしょう。
いくら電気料金が安くても、違約金や解約金が高い場合は決してお得とは言えませんね。ほとんどの電力会社は契約期間を設けていて、それ以前に途中解約する際に違約金がかかってきます。ですから、あらかじめ違約金・解約金の有無や金額、契約期間についてはよく確認するようにしましょう。また、セット契約している電気以外のサービスの解約で違約金・解約金を請求される場合もあるので、その点も注意してくださいね。
特定の時間の電気使用量が多い家庭、また豪雪地域のように季節によって電気使用量が大幅アップするような家庭は、時間帯別に料金が設定されているプランや季節別に料金が設定されているプランを選ぶのが得策です。現在、すでにお得な料金プランで契約している人は軽はずみに電力会社やプランを変更して損をすることもあるので気を付けておいてくださいね。
東京電力や関西電力といった地域の電力会社(一般電気事業者)のプランには、オール電化向けのお得な料金プランがありますが、新電力のうちオール電化向けのプランを設定している会社はほとんどありません。既にオール電化向けプランで電気料金を抑えている家庭の場合、安易に新電力に切り替えてしまうと電気料金がかなり割高になって大損をする可能性大なので、このままのプランが最適というケースが多いでしょう。もし電力会社選びをするというときも慎重にプランを比較・検討する必要があります。
供給する電気でがどんな発電方法で作られたのかを比率で表したものを「電源構成」や「エネルギーミックス」と言います。電源構成の開示は推奨されているものの、義務化されていません。したがって電力会社の中には電源構成を公開しているところもあれば非公開にしているところもあるのが実情です。いくらホームページで「環境改善に積極的に取り組んでいる」と書かれていても、電源構成が開示されていなければ信ぴょう性に欠けますよね。電源構成を開示しているという情報についての透明性は、信頼感に繋がりますから、その視点で電力会社を選んでもいいですね。
電力会社によって発電方法がことなります。もし環境負荷が気になるのであれば、水力発電や風力発電、太陽光発電、バイオマス発電といった再生可能エネルギーを積極的に取り入れている電力会社を選ぶというのもいいですね。また、二酸化炭素排出量が少ないLNG(天然ガス)を活用した発電に取り組む電力会社もあるので、チェックしてみてくださいね。
自社発電所やグループ会社の発電所で作られた電力を供給する電力会社もたくさんありますが、気になるのは発電量。いくら環境に配慮した発電方法を取り入れていると言っても、発電量自体が少なければ需要を満たすことはできません。そうなれば既存の電力会社の電力に頼ることになりますから、再生可能エネルギーなど環境を配慮した電気を十分活用しているとは言えなくなってしまうでしょう。発電方法をチェックするだけでなく発電量をチェックすることも大切なことなのです。
契約している電力会社によって停電のしやすさに違いはありませんし、例え倒産したとしてもフォロー体制が整っているので停電することなく各家庭に電気が供給されます。しかし電力会社が倒産した場合、一般電気事業者(東京電力や関西電力など)の経過措置プラン(従来通りのプラン)に自動的に引き継がれますが、期間内に新たな電力会社を探して契約をし直す必要があるのです。電気が停電することはなくても、再度比較検討して契約をし直すというのは手間も時間もかかります。激安プランを目当てに契約するのも間違いではありませんが、倒産の心配をしたくないという人は実績・知名度・信頼性・安心感という面で電力会社を決めるのが良いでしょう。
基本的に電力会社というのは長く付き合っていくものなので、何度電話をしても繋がらない、問い合わせメールの返信がなかなか来ない、というようなあまりにも顧客対応が悪い電力会社は避けておいたほうがいいかもしれませんね。
関西エリアや中部エリアでスーパーマーケットを展開する平和堂は、新電力のひとつシン・エナジー株式会社(旧洸陽電機)と提携し、電力供給サービスを展開しています。もともとシン・エナジー株式会社(旧洸陽電機)は電気料金が安い新電力と言われていて、きほんプランの場合、関西電力に比べて300kWh/月で7.6%、600kWh/月で12%も電気料金が安くなります。さらに電気料金1000円(税別)ごとに平和堂店舗で使用できるHOPポイントが1ポイント付与されますから、毎日の生活においても便利ですね。ただし契約の条件は平和堂のHOPカード会員ですから、近所に平和堂があるという人限定の電力サービスと言えるでしょう。