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掃除機の電気代は?あまり知られていない掃除機の電気料金と節電方法

掃除機

消費電力が大きいイメージを持たれている家電といえばエアコンやドライヤーでしょうか。他にも冷蔵庫などは「ずっと冷やし続ける」家電なので、消費電力が大きいのはわかりますよね。

では掃除機はどれくらい電気を消耗すると思いますか?

あまり考えたことがないかもしれませんが、実は掃除機もかなり電気を使うのです。そこで今回は掃除機の電気代や節電方法について見ていきたいと思います!

これが結論!

掃除機の電気代は1日20分の使用で10.8円。こまめなお手入れ(フィルター掃除や紙パック交換)で吸引効率を下げないことが、電気代の節約につながります。また他の掃除アイテムを併用して極力使用時間を減らすことも効果的なのでぜひ試してみてくださいね。

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掃除機って意外に消費電力が大きいのです

何となく「電気を大量に消費しそうだな」と思う家電がいくつか思い浮かぶと思いますが…主要家電について具体的に最大消費電力をランキングにすると次の通りになります。

主な家電の消費電力(ピーク時)の目安

  • 掃除機:1000~1200W
  • 電子レンジ:1500W
  • アイロン:1400w
  • トースター(加熱時):1000W
  • 冷蔵庫(常時):150~600W

掃除機の消費電力もなかなかのものだと思いませんか?使用時間が長いわけではないのでつい見落としがちなのですが、実は掃除機も消費電力が大きい家電なんですよね。

もし毎日20分間掃除機を使ったとしたら、1日にかかる電気代は次のようになります。

電気代は「消費W数÷1000×使用時間×1kWhあたりの電気代」で求められるので、一般的な電気料金単価の27円を当てはめて考えると…

掃除機が消費する電気代は、1時間あたり「1200W÷1000×1時間×27円=32.4円」、1日20分の使用なら10.8円の電気料金がかかるということ。これが毎日であれば、1ヶ月で324円、1年間でおよそ4,000円がかかる計算になるのです。

掃除機の電気料金

  • 1時間使用:32.4円
  • 1日20分の使用:10.8円
  • 1日20分×1ヶ月使用:324円
  • 1日20分×1年使用:3942円

もちろんこれは単純な計算で、もっと長時間使用する場合もあれば、強力なモードで使い続けて消費電力がアップする場合もあります。また機種によっても異なるでしょう。

しかしながら掃除機にこれだけの電気代がかかるとわかっていても、例えば「エアコンを使わないようにするために電気ストーブを…」というような代替もききにくい気がします。

手っ取り早い節電方法とすれば、ワット数の低い掃除機に買い替えることくらいですが、実は工夫することで掃除機も電気代を節約することができるのです。

確かに掃除機って代替できないよね。

うーん。言われてみれば…。できるだけ短時間で掃除を終える…とか?かしら。

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掃除機で節電なんてどうするの?

ここからは掃除機の節電方法について詳しく見ていきたいと思います。

掃除に使う器具を考える

まず掃除機で節電をするには「掃除機を使わざるを得ない」部分にだけ使うようにするという方法が挙げられます。

例えばフローリングの床であれば、掃除機よりも市販の床拭きワイパーなどを使った方が、埃(ほこり)も立ちにくく、手軽に掃除できたりします。

他にも古くからあるホウキや雑巾も電気を全く使わないので、少しでもそういったアイテムを活用することで、電気代の節約になるでしょう。どうしても掃除機を使う必要がある部分だけに集中して掃除機を使うようにしてみるのがポイントです。

強弱をコントロールする

ほとんどの掃除機は「弱」「中」「強」など吸引力が選べるようになっていると思います。

当然「強」になると消費電力も大きくなるので、必要に応じてコントロールするのがおすすめ。フローリングなどの掃除なら「中」でもゴミは取り除けるかもしれませんが、毛足の長い絨毯はしっかりと吸引しないとゴミを除去することができないので「強」にしたほうが効率的と言えるでしょう。

掃除機の種類によって「こまめに」手入れをする

今、市場で人気の掃除機は「フィルタータイプ」と「紙パックタイプ」がありますよね。

これもフィルタータイプのものはこまめにフィルターの掃除をすることで、吸引力を保ち、節電に繋げることができます。エアコンもフィルターをこまめに掃除することでエネルギー効率が良くなるのと同じですね。

フィルター式の掃除機もその要領で、面倒くさがらずにこまめにフィルターの手入れをするようにしましょう。一方で紙パック式の掃除機の場合は、紙パックが一杯になれば「お取替えサイン」などが出る仕組みのものが多いですが、このサインが出たら早めに紙パックを取り換えるようにしましょう。

ゴミで一杯になった紙パックを使い続けると、吸引効率が下がるだけでなく空気が抜けにくくなり故障に繋がりやすくなるんですよ。

スムーズな吸引ができるということは無駄なエネルギーを使わなくて済むということなので、掃除機については衛生面も含めて、1~2週間に一度は手入れをしていた方が、節電になります。

ちなみに掃除機の消費電力に関してはメーカーや機種によってかなり幅があり、最新式に近づくほどに消費電力が低くなる=電気代が安くなる傾向にあります。掃除機で節電を考えるなら、ひとまず自宅の掃除機の消費電力量をチェックすることから始めてみてくださいね。

掃除機も節電できるんだね!

どんな家電だって、節電効果の大小はあっても何かしらの方法で節電できるってことなのかもね。