1. 自宅に届く電気は混ざったブレンド電気
自宅に届く電気は色々な発電所からの電気が混ざったブレンド電気?

自宅に届く電気は色々な発電所からの電気が混ざったブレンド電気?

僕が地球環境に優しい発電方法に取り組んでいる電力会社と契約しようかなって思っているときに、突然、部長が「ブレンド電気」っていう聞いたことのない話をはじめたんだ。

最初はちょっと戸惑ってしまったけど、これを知っていると知らないとでは大きな違いだと思うんだよね。 だって、その電力会社がどんな発電方法をしているかで、契約する電力会社を決めたいっていう人もいるでしょ? 部長が言ってる「ブレンド電気」、覚えておいて絶対損はないと思うよ!

この記事で会話をするキャラクター

ともすけ

広告代理店勤務の34歳。その天然っぷりには周囲もやや呆れ気味。優柔不断な性格で、最近は電力会社選びに困っている

部長

電力会社からのヘッドハンティングというなかなかスゴい経歴を持ち、ともすけに電力会社選びの助言をするイカした上司

部長が突然「ブレンド電気」について語りはじめる

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ともすけは、どの電力会社と契約しても、供給される電気は“濁った電気”だという認識はあるのか?濁った電気、そう「ブレンド電気」のことじゃな。

に、に、濁った??ぶ、ぶ、ブレンド??

まぁ、“濁った”と言っても質が悪いとか汚れているとか、そういうことではないんじゃが・・・例えば、ともすけが別の電力会社に契約を切り替えるとき、「環境に配慮した再生可能エネルギー発電をしているから」と思って電力会社を決めたとしても、実際にともすけの家に供給される電気はいろいろな発電所からの電気が混じっているってことじゃ。

ぼ、ぼ、僕・・・まさに今、環境に優しい発電に取り組む電力会社に決めたいって思っているところだったんですけど・・・ねぇ。

まぁ、待て、ともすけ。それならわしの話を聞いてからでも遅くないぞ。よーく聞け。「ブレンド電気」について、しっかりと解説してやるぞ。

は、はぃぃぃ。

何度も言うが、どの電力会社と契約したとしても、自宅に届くのはいろいろな電気が混じり合った電気なんじゃよ。もちろん、東京電力や関西電力のような地域の電力会社の電気も入ってくるんじゃ。

ガーン!じゃあ、もし100%太陽光発電をやっているっていう電力会社と契約したとしても、そこの発電所で発電された電気だけが供給されるわけじゃないってことですか?

そういうことじゃ。各社、いろんな発電方法を取り入れているじゃろ?でも、家に届くのはブレンド電気なんじゃ。

そ、そ、そ、そうなんですかぁ・・・。

ごちゃ混ぜ「ブレンド電気」でも品質は一定!?

お前なぁ・・・よく考えてみろ。お前の家に電気を届けている電線は何本じゃ?

えっと・・・そ、そりゃあ1本ですよねぇ。

そうじゃろ?お前が電力会社を変えたとしても、電気は今ある電線から供給されるんじゃ。工事して電線を引いたりはせん。

で?それがどうしました?

お前はよーく電線を見たことがあるか?お前の家に電気を届けている細い電線は、電柱と繋がる太い電線に繋がっておるじゃろ?お隣さんの家も同じじゃないか?同じ電線から電気を引いているじゃろ?ともすけの家とお隣さんの家が違う電力会社と契約していたとしたら、どうやって電気を振り分けるんじゃ?

ふ、振り分ける・・・ですか。実は電線の中がさらに細かく分かれていて・・・なんてことはないですよ・・・ねぇ。

じゃろ?結局、同じなんじゃ。契約している電力会社が違っていても、ともすけの家とお隣さんの家に供給される電気は一緒なんじゃ。

そ、そうなんです?じゃあ、契約する電力会社の発電方法の違いって僕らにどう関係してるんです?

はっきり言ってしまうと、残念だがあまり関係ないんじゃ。お前が契約した電力会社は、お前が使う分の電気を自社の発電所や提携した発電所なんかで調達してくるんじゃが、その電気は一旦、配電用変電所に集められるんじゃよ。

変電所・・・ですか。

ここが大事なんじゃが、ひとつの変電所にはいろんな発電所で発電された電気が集められるから、その時点で電気が混ざるわけじゃ。これがブレンドじゃ。

え!その時点で混ざるんですか?

そうじゃ。「ブレンド電気」じゃ。

ぶ、ぶ、ブレンド電気・・・(し、しつこい・・・)。電気、混ざっちゃっていいんですか?電気の質が変わったりしないんですかねぇ。

そこは安心しろ、ともすけ。どの発電所から生まれた電気も、変電所や送配電のネットワークによって品質が一定に保たれているから、どの電力会社にしたからって品質は変わらないんじゃよ。もちろん、停電のしやすさも差がないわけじゃ。

品質に問題がないってことはわかったんですがね、でも、やっぱり納得いかないっていうか・・・僕んちが環境に優しい発電をしている電力会社と契約したとしても、その電気が供給されてこないんですよね。

たくさんの発電所から発電された電気がひとまとめになってしまうから、風力、水力、火力、原子力、太陽光・・・それ以外にも発電方法はいろいろとあるわけじゃが、そういった複数の発電方法で生れた電気が混じって届くんじゃな。ごちゃ混ぜじゃよ。

そうなのかぁ・・・これ、知らなくて勘違いしてる人もいそうだなぁ。

納得できる発電方法を選べば僕の未来は変わるのか?

電気というのは貯めておくのが難しいから、その時その時の需要に合わせて発電しなきゃならんのじゃが、もし電力会社の発電が追いつかなくなってしまったら、その分の電気を地域の電力会社がカバーすることになっているんじゃ。そうなるとどうじゃ?

えっと、契約する電力会社よっては・・・地域の電力会社が発電した電気が多くなる・・・か、可能性があるんですかねぇ!

そういうことじゃ。

そうなのかぁ・・・。知らなかった。

もちろん、自分が選んだ電力会社の電気だけを受け取れるような設備が開発されれば一番いいのかもしれんが、現状だとなかなか難しいんじゃないか?まぁ、各社、不足が起こらんように十分注意するとは思うが・・・もちろん設備のトラブルなども起こり得るから、なんとも言えんのう。

なんか、残念ですねぇ・・・。

でもな、不測の事態が起きる可能性だってゼロじゃないからのう・・・みんなに安定した電気を供給するためには、ブレンド電気がいいという一面もあるんじゃよ。

そうかぁ。じゃあ、環境に配慮した電力会社を選ぶことってムダなんですかねぇ。

でも、再生可能エネルギーといった地球環境に優しい発電方法を取り入れている会社を選ぶことは、全くの無意味じゃなくって、応援することにはなるんじゃないか?

まぁ、そうなんですかねぇ。

再生可能エネルギー発電を取り入れている会社と契約することは、応援になるじゃろうな。その会社がどんどん大きくなってくれば、再生可能エネルギー発電の割合自体も変わってくるかもしれんじゃろ?

そっかぁ!応援すれば、電気の未来が変わるかもしれませんもんね!

ただ、いくらホームページで太陽光発電所を所有しています!なんて書いていても、その規模がどれくらいか、どれくらいの電気を発電しているかなんて、消費者が正確に把握するってことは、現状難しいんじゃよ。

か、書いてあることを信じたらダメなんですね・・・。

まるで嘘だとは決して言っておらんが、現時点では正確に把握しにくいということじゃな。ただ、経済産業省も「どうやって発電しているかちゃんと開示するのが望ましい」と促しておるんじゃ。最終的には発電方法の開示が義務づけられると一番いいのかもしれんがのう。

そうですねぇ。そうですねぇ。

納得できる発電方法に取り組んでいる電力会社と契約することは、自分の意思表示になるかもしれんぞ!一票を投じることが、明るい未来に繋がるかもしれんのじゃ!そういうことも考えながら、電力会社を選ぶことが大事なんじゃないのかの!

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