1. バイオマスなどの再生可能エネルギー
バイオマスなどの再生可能エネルギーやFIT!新電力会社の発電方法に注目

バイオマスなどの再生可能エネルギーやFIT!新電力会社の発電方法に注目

みんなは「再生可能エネルギー」って知ってる? 僕はね、恥ずかしながら“環境に優しいエネルギー”ってことくらいしか知らなかったんだよねぇ。同じ発電をするんなら、そりゃあ地球環境に優しい発電方法の方がいいに決まってるよね! でも再生可能エネルギーによる発電って、増えてはいるみたいんなんだけど、まだまだ発電全体に対する割合は少なめみたい。

なんで少ないんだろうね、ちょっと気にならない?そこで今回は部長に「再生可能エネルギー」について詳しく聞いてみたんだ!

この記事で会話をするキャラクター

ともすけ

広告代理店勤務の34歳。その天然っぷりには周囲もやや呆れ気味。優柔不断な性格で、最近は電力会社選びに困っている

部長

電力会社からのヘッドハンティングというなかなかスゴい経歴を持ち、ともすけに電力会社選びの助言をするイカした上司

地球にやさしい発電方法ってなに?

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おい、ともすけ。お前は電力会社によっていろいろな発電方法を取り入れているってことを知っておるか?

は、発電方法ですかぁ・・・。火力発電とか原子力発電とか風力発電とか、あとは太陽光発電とか・・・ですかね。 (っていうか、これくらいしか知らないよぉ・・・)

それくらいしか出てこんか。ところでお前は自分が契約する電力会社の発電方法なんて気にしておるか?

ぼ、僕っていうより、僕の妻が「できれば環境に優しい電力がいいわね」なんて・・・言ってましたねぇ。

実はな、お前の奥さんのように環境に優しい電気を選びたいと考えている人は結構多いんじゃよ。 お前はどんな発電方法が環境に優しいと言われているか、わかっておるか?

(ひえ~!そういうのって難しいよぉ・・・) そ、そ、そ、そうですねぇ。た、た、太陽光とか風力発電とかなら、優しそうですねぇ。

ま、そのふたつも間違ってはおらんがのう・・・(ともすけのやつ、本当に知らないんじゃな)。 じゃあな、「再生可能エネルギー」というのは聞いたことがあるじゃろ。

そ、そうですね。ニュースなんかで耳にしたことはありますねぇ。

再生可能エネルギーっていうのはのう、石炭、石油、天然ガスといった限りある化石エネルギーとは違って、太陽光、風力、地熱といった、地球上に常にあるエネルギーのことなんじゃ。枯れることがないエネルギーのことじゃな。「自然エネルギー」と呼ばれることもあるんじゃが。

枯れない・・・ですかぁ。

他にも、水力や太陽熱、潮力(潮の流れる力)なんかも再生可能エネルギーに含まれるんじゃ。 枯れないこともメリットなんじゃが、こういった発電方法の最大のメリットは、発電するときに二酸化炭素(CO2)の排出量が少ないことなんじゃよ。

ピッカリーンンンンン!!!確かに、太陽光発電とか風力発電って二酸化炭素を出さないですよねぇ。地球環境に優しいですねぇ!

・・・・・。ま、そういうことなんじゃが、こういった再生可能エネルギーというのはな、どうしても天候などによって発電量が左右されるもんじゃから、安定的な供給が難しいんじゃよ。それに、大きな発電設備が必要だったり、発電コストが割高だったりするんじゃ。太陽光発電の設備なんて広い面積が必要じゃろ?

環境に優しいけど、発電にはいろいろな問題があるのかぁ。天気に左右されたりしたら、困っちゃいますねぇ。

そうじゃろ。電気ってもんは蓄えておくことが難しいからのう、わしらの需要に合わせてその都度、発電できなければ電気の安定供給なんてできんじゃろ。

うーん。そうですねぇ。停電しちゃいますねぇ。

再生可能エネルギー「バイオマス」について知るんだ

ところでともすけ、また質問になってしまうが、「バイオマス」っていうのは知っておるか?バイオマスも再生可能エネルギーのひとつなんじゃが。

き、き、き、聞いたことはあるんですけどぉ・・・。(今日の部長は、いつも以上に難しいことを聞いてくるなぁ。まいっちゃうよぉ)

(これだから、ともすけは・・・) バイオマスっていうのはのう、動物や植物に由来する有機物のことなんじゃ。バイオマスにもいろんな種類があるんじゃが、例えば「廃棄物系バイオマス」だと木クズや生ごみ、他には下水汚泥や紙があるのう。「栽培作物系バイオマス」だとさとうきびやトウモロコシ、落花生などのことじゃな。他には、「未利用系バイオマス」と言って、他にあまり用途がない稲わら、麦わら、もみ殻、野草、被害を受けた木などがあるんじゃ。比較的身近なものじゃろ?

ま、まぁ、そうですね。それを「バイオマス」って言うんですねぇ。で、でも、それをどうするんですかぁ?

石油や石炭みたいな燃料じゃなくって、身近にあるバイオマス燃料を燃やして電気を作るんじゃよ。こういう発電を「バイオマス発電」と言うんじゃ。

で、でも部長。それだと火力発電になりますから、二酸化炭素って排出されますよねぇ?

確かに、ともすけが言うようにバイオマス燃料も燃やしてしまえば二酸化炭素が出るわけじゃ。しかしな、バイオマスは燃料として使われるまでに大気中の二酸化炭素を吸収して成長するんじゃ。光合成じゃな。だから、燃やすことで二酸化炭素を排出するんじゃが、成長段階で減少もさせているから、トータルでの二酸化炭素排出量は抑えられているんじゃ。この考え方を「カーボンニュートラル」と言うんじゃよ。

た、確かに植物は光合成で酸素をつくってくれますもんねぇ。で、でも部長、それなら・・・石炭とか石油のことを「化石燃料」とか「化石エネルギー」って言いますよねぇ?ずーっと昔の植物や動物の死骸が変化したって習いましたよ。それを燃やすんだから同じことじゃないですか?

お前、そういうことは知っているじゃな!確かに石炭や石油、天然ガスは化石燃料じゃから、何億年も前の植物や動物が変化したもんなんじゃが、何億年も前に光合成をしていた植物を、今、燃やして二酸化炭素を排出しておったら、現在の大気中の二酸化炭素は増える一方じゃ。

そ、そうかぁ。化石燃料は何億年も前に二酸化炭素を減少させていたから、今、燃やしちゃったら二酸化炭素を増やすだけなんですねぇ。今ある二酸化炭素を減らしてはくれないんですねぇ。

そうじゃ。それにな、バイオマス燃料は植林やの農作などによって増やせるじゃろ?植林や農作によって植物が増え、二酸化炭素を吸収して成長し、最後の最後にはバイオマス燃料になるんじゃからな。そうやって、トータルで考えて大気中の二酸化炭素増加を抑えるのが、カーボンニュートタルの考え方じゃな。

へー、カーボンニュートラルかぁ。

「固定価格買取制度(FIT)」で大手電力会社が困るって!?

話を戻すが、こういった再生可能エネルギーをのう、国が定める価格で20年間、東京電力や関西電力などの地域の電力会社に買い取らせることを義務づけた制度が2012年にできたんじゃ。「固定価格買取制度(FIT)」と言うんじゃが。

20年は結構長いですねぇ。でも、そうすれば環境に優しい再生可能エネルギーが増えるから、いいですよね!

お前は単純じゃのう。実はな、予想以上に多くの太陽光発電事業者が参入してきたんじゃ。これによって再生可能エネルギーによる電気の供給量が予想を大きく上回ってしまって、電力会社の受け入れ可能な量を超えてしまったんじゃ。需要と供給のバランスが大きく崩れたんじゃな。そうなると、電気の周波数や電圧を安定的に保つことができなくなってしまい、電力会社のいくつかは一時買取を中断したんじゃよ。

そうなんですねぇ。増えすぎても困るわけですねぇ。

大規模な太陽光発電事業者なんかは、買取中断で事業計画が予定通りに行かなくなってしまうじゃろうし・・・、それに2012年から再生可能エネルギーの買取価格はしょっちゅう改訂されておって、なかなか落ち着かないんじゃ。今後もこういった問題が出てくる可能性もあるわけじゃな。

電気をちょうど良く、安定して供給するって結構難しいことなんですねぇ。

まあ、電気はずっと貯めておけないからのう。でもな、電力自由化で、電力会社はどんなエリアにも電力供給できるようになじゃろ。より広いエリアに供給することもできるし、新規参入業者も増えることが予想できるわけじゃ。そうなると、再生可能エネルギーの受け入れ先も広がるかもしれんのう。

再生可能エネルギーっていうのは地球に優しいけど、電気は貯めておきにくいっていう特徴があるからこそ、過剰になったら困るんだねぇ。

そうじゃのう。何ごともバランスじゃよ。再生可能エネルギーによる発電が増えることは嬉しいことじゃが、電気の安定供給のためには、いろいろな再生可能エネルギーの業者がお互いに助け合いながら発電していくってことも大事なんじゃよ。

現時点でも再生可能エネルギーの可能性にたくさんの注目が集まっているわけじゃから、これからもっともっと技術開発などが進んでいけば、より効率的に発電できるようになるかもしれんのう。地球環境を守るためにも、再生可能エネルギーを応援したいと思わんか!ともすけ!

そうですね!部長!

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