ネットや雑誌などで注目を集める土鍋。炊飯器のワンランク上を行く、美味しいご飯が炊けると、土鍋派に移行する人も多いようです。
しかし、コスト面(電気代とガス代)ではどちらがお得なのでしょうか?いくら土鍋のご飯が美味しくても倍以上の光熱費がかかったらイヤですからね。そこでここでは「炊飯器VS土鍋」と称して、どちらの方がお得なのかに迫っていきます。
これが結論!
炊飯器と土鍋なら光熱費が安いのは炊飯器。1回の炊飯にかかる電気代は4~5円です。一方、土鍋は1回あたり12~18円のガス代がかかります。光熱費節約を考えるなら炊飯器がおすすめです。
2万円も節約できるチャンス!?
電力料金を安くしたいと思っている方に、最もおすすめしたいのが「あしたでんき」です。
電気料金が跳ね上がる夏、あしたでんきに切り替えて浮いたお金でちょっぴり贅沢しませんか?
【あしたでんきのメリット】
- 年20,000円以上の節約を多くの方が実現
- ずっと基本料金は0円(無料)
- とにかくお得!業界でも最安水準
- 手数料・解約金・違約金一切なし
- 切り替え簡単!お試し感覚でOK
- 対応の良さが抜群
とにかく電気料金が安いというのが、あしたでんきが選ばれている一番の理由。以下のシミュレーション結果をクリックして見れば納得ですよね!
料金シミュレーション結果(公式サイト) | |
---|---|
3人以上の世帯例 (1月:600kwh/50Aで算出) | 22,209円お得 |
2人世帯の例 (1月:500kwh/40Aで算出) | 13,978円お得 |
1人暮らしの例 (1月:290kwh/30Aで算出) | 2,558円お得 |
申し込みをするだけで面倒な手続きも工事も一切なし。手数料や解約金もないので、お試し感覚で一度切り替えて、合わなかったら解約でOK。
消費税10%になった今だからこそ節約できるところはしっかりと対策を!
北海道・北陸・四国電力エリアの方には「Looopでんき」が最もおすすめです。基本料金0円で安い!
【結論】炊飯器と土鍋は「炊飯器」がお得!
炊飯器と土鍋、どちらがお得かについてですが…これは非常に難しいところ。電気の場合は簡単に測定できますが、ガスの場合、利用している会社によって料金が大きく異なったりするので、単純には比較できないのです。
それに土鍋の場合は種類によって必要な火力なども変わってくるのも厄介。条件によって多少違いは出ると思いますが、平均的なコストを比べてみましょう!
炊飯器は1回あたり4~5円前後
まずは炊飯器の電気代です。
1回の炊飯でかかる電気代目安(5.5合炊き)
- IH式:4円ほど
- マイコン式:5円ほど
画像出典:象印マホービン株式会社
炊飯器には「IH式」と「マイコン式」の2種類がありますが、いずれにしても1回の炊飯で4~5円前後という機種が多いのです。4~5円と聞くと、ほとんどの人は「安い!」と思うことでしょう。
1日1回炊飯器でご飯を炊く家庭なら1ヶ月あたり(30日)120~150円、年間にしても1,440~1,800円ですね。ちなみに容量が大きい炊飯器になるほど消費電力が大きくなる傾向で、早炊くモードは1回あたりおよそ1円プラスに、エコ炊きモードは1回あたりおよそ1円マイナスになると言われています。
もう少し容量が大きい炊飯器で早炊きしても、そこまでコストが跳ね上がることはなさそうですが、注意が必要な点もあります。
多くの炊飯器が搭載している保温機能。この保温機能を使いすぎるとかなりの電気が使われてしまうのです。保温機能は1時間あたり0.4円ほど電気料金がかかると言われています。例えば1~2時間保温したくらいではそれほど電気料金は気にならないかもしれませんが、保温3時間で約1.2円ほど、5時間で約2円ほどコストが上がってしまいます。
各機能のコストについて
- 早炊きモード:1回あたり+約1円
- エコ炊きモード:1回あたり-約1円
- 保温:1時間あたり約0.4円
炊飯器、思ってたより安いね。
そうね。我が家は1~2日に1回は炊飯器を使っているから、電気代を見てちょっと安心したわ。
土鍋は1回あたり10円以上
つづいて土鍋でご飯を炊くときのガス代です。
1回の炊飯でかかる電気代目安
- 都市ガス:12~18円ほど
土鍋だと比較的単価が安いとされる都市ガスでも1回10円以上のコストがかります。都市ガスより単価が高いLPガス(プロパンガス)は場合によって2倍ほど高くなることもあるようなので、炊飯器と比較するとかなりコストがかかることになりますね。
もちろん使う土鍋や契約しているガスの種類やプランによってもガス代は異なってくるので正確な数字は断言できませんが、いずれにしても炊飯器より高くついてしまいそうです。
また土鍋の場合は季節によってガス代が変わります。冬の室温が低い状態では当然ながら土鍋の温まりも遅く、夏場に比べればガス代がかさんでしまうでしょう。いずれにしても節約という意味であれば炊飯器を使ったほうがいいと言えそうです。
ちなみに最近はIHクッキングヒーターを導入している家庭も多く、またIHクッキングヒーター対応の土鍋も市販されていますよね。気になったのでIHクッキングヒーターを使って土鍋でご飯を炊くときの電気代を計算してみました。
IHクッキングヒーターで1回炊飯するときにかかる電気代目安
夜間電力(オール電化向けプラン)使用:15円ほど
契約している電気のプランにもよりますが、だいたい1回の炊飯に15円ほどかかる計算になりました。土鍋×都市ガスと同じくらいの金額ですね。炊飯器と比較すると高額になることがわかりました。また口コミなどを見ていると、IHクッキングヒーターに炊飯モードがない場合は、火加減などの調整が少々難しいようです。
単純に数字だけ比べると、炊飯器のほうがうんと安いね。
味わいは土鍋が上なんて言われているけど、光熱費は炊飯器がお得って覚えておかなきゃ!
調理時間は土鍋が短め!ただし炊飯器の早炊きと同レベル
忙しい時などに気になる炊飯時間については、土鍋のほうが短いようです。
土鍋も炊飯器も種類によりますが、土鍋は15分前後の過熱から20分程度の蒸らしが必要になるので30分程度、炊飯器は通常モードで炊くとだいたい50分ほどかかります。ただ炊飯器も早炊きなら同じくらいの調理時間で済むはずです。
調理にかかる時間
- 土鍋:30分前後
- 炊飯器(通常):50分前後
- 炊飯器(早炊き):30分前後
しかも土鍋の場合は炊飯器のようにボタン1つ押せば完了では無く、火加減の調整などが必要になってきます。
そのため、手間の面では炊飯器よりも土鍋の方がかかってしまうことでしょう。また先ほども説明したように土鍋は室温によって温まるまでの時間が変わってくるので、条件によって炊飯時間も変わってきます。
炊飯器の通常モードと比べたら土鍋は早いみたいだけど、トータルで考えるとやっぱり炊飯器に軍配かな。
でも!土鍋で炊いたご飯はしっかりと粒が立って、お米本来の甘みと濃厚な味わいがしっかりと感じられるそうよ。手間がかかるのも贅沢じゃない。
炊飯器と土鍋の併用もあり!
炊飯器も便利だけど土鍋の味わいも捨てがたいという方は、併用するのもありかもしれません。電力自由化がスタートした今、多くのガス会社が電気の供給をしています。これによって電気もガスもお得に使えるサービスが複数あるので、ガスと電気をセットで契約して、その日の気分によって炊飯器にするか、土鍋にするかを考えてみる、なんて使い方もいいですね。
まとめ
このように、炊飯器VS土鍋でコストを比較してみると、炊飯器に軍配があがると分かります。
既に話したように、ガスはプロパンガスや都市ガスなどで料金が違ったり、環境で変わってくる部分もありますが、ガスの方が安いケースはなかなかないでしょう。
しかし土鍋独特のふっくらした触感や、炊飯器では出来ないおこげなども魅力的。どちらか1つに絞るのではなく、併用しながら美味しくご飯を炊いみるというのはいかがでしょうか。