長崎県佐世保市のテーマパーク「ハウステンボス(HTB)」が再生可能エネルギーに特化した一般家庭向けの電力「変なエネ」の販売をスタートしました。ここでは変なエネについて、料金プランや提供エリアなども併せて見ていきましょう。
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3人以上の世帯例 (1月:600kwh/50Aで算出) | 22,209円お得 |
2人世帯の例 (1月:500kwh/40Aで算出) | 13,978円お得 |
1人暮らしの例 (1月:290kwh/30Aで算出) | 2,558円お得 |
申し込みをするだけで面倒な手続きも工事も一切なし。手数料や解約金もないので、お試し感覚で一度切り替えて、合わなかったら解約でOK。
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HTB「変なエネ」は再生可能エネルギー特化の電気!
ハウステンボスが2019年2月から供給をスタートしたのが「変なエネ」という名前の新電力です。変なエネの「変な」は発想がユニークであることを示しており、主な特徴としては再生可能エネルギー割合の多さがあげられます。
変なエネはハウステンボスが「みんな電力」の取次ぎを行う形で販売。つまり、変なエネの電気は「みんな電力」から供給されるのですが、みんな電力のFIT電気(再生可能エネルギー電気)割合は2017年度の実績で66%。2018年度の計画地は75%となっています。
なお、日本全体の電源構成では、FIT電気を含む再生可能エネルギーの割合は7%となっていますので(2016年度)これは非常に高い数字。FIT電気の比率は国内トップクラスとされています。
さらに、今後も再生可能エネルギー比率100%を目指すとしており、より再生可能エネルギー割合の高い電力の供給が期待されます。またハウステンボスの敷地内にも「次世代エネルギーパーク太陽光発電所」という発電所があり、年間で約240万kWhが発電されています(一般家庭800世帯の年間消費量相当)。
ハウステンボスと言えば「変なホテル」が有名ですよね!
最初は「変な!?」と思わず見返してしまうが、わしはインパクトがあってなかなか好きじゃぞ。このネーミングセンス。
変なエネの料金プランとは
変なエネでは提供エリアごとに合わせた「従量電灯A・B・C」の料金プランを用意しています。東京電力管内の料金を東京電力の従量電灯Bと比較してみると、30Aでは東京電力の方が基本料金が安く、また従量料金(kWhあたりの料金)も300kWhまでは東京電力の方が安くなっています。
このことから、電力使用量が低い家庭については切り替えにより割高になってしまうかもしれません。ただ、40A以上の基本料金は変なエネの方が安く、また従量料金も300kWhを超えた分は変なエネの方がお得なことから、切り替えにより電気代が安くなる可能性もあります。
公式サイトには使用量やアンペア数に合わせた電気料金の目安が用意されていますので、まずはそちらと現在の電気料金を比較してみるのがいいでしょう。
なお、変なエネには過去6か月の仕入れ価格をもとに、電源コストの調整単価を計算し、電気料金に反映する「電源コスト調整単価(みんなワリ)」という仕組みが用意されています。
たとえば、2019年2月の調整は東京電力エリアで-0.07円/kWh。関西電力エリアで+0.95円/kWhとなっており、この仕組みにより電気料金が安くなることもあれば、高くなるケースもあることが分かります。
料金重視ってよりも環境重視って感じですかね?
そうじゃな。料金で言えば変なエネより安いところはたくあんあるじゃろ。ただ、再生可能エネルギーの割合で言えば、変なエネ以上のところはそうないと思うぞ。
変なエネの提供エリアとは
変なエネは下記のエリアで提供されます。
提供エリア
- 東京電力エリア
- 中部電力エリア
- 関西電力エリア
- 九州電力エリア
「みんな電力」では東北電力エリアにも提供を行っているようですが、現在のところ変なエネの提供エリアは上記の4つとなっています。
さすがに全国提供ではないんですね。
ハウステンボスのある九州エリアはきちんとカバーしておるぞ。
申込はWEBで簡単!
変なエネの申し込みはWEBから簡単に行うことができます。申込の際には地点番号などが必要になるため、事前に「電気ご使用量のお知らせ(検針票)」を用意しておきましょう。
最近はインターネットから申込できるから楽ですよねぇ。
インターネットなら時間を気にせず申込できるのがいいのう。