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ENEOSでんきに申し込んだ!東京ガスの電気料金と比較検討した結果…

ENEOSでんき

2016年4月からついに始まった電力自由化。私は自由化スタート前から、どんな新電力が登場するのか、どんなプランがお得なのか調べていました。なぜなら我が家は電気料金が家計を圧迫するほどで、毎月、電気の検針票を眺めてはため息をついていたのです…

電力自由化で、これまで契約していた東京電力エナジーパートナーより安い料金プランの電力会社に乗り換えれば家計も助かるはず!そんな期待を胸に電力会社について調べてはいたのですが…料金プランやセット割・特典がいろいろありすぎて正直面倒だったし、なにより切り替えなくても停電するわけじゃないので支障がないんですよね。それで長らく足踏み状態でいたんです。でも、電気使用量が増える季節に向け「そろそろ電力会社を乗り換えなきゃヤバい!」と焦り、ついにENEOSでんきに申し込みをしました。

≪我が家のスペック≫

  • 家族構成:4人( + 大量の爬虫類と金魚)
  • 契約アンペア:40A
  • 1年で一番電気料金が高い月:2月 28,119円(2016年実績)
  • 1年で一番電気料金が安い月:9月 9,947円(2015年実績)
  • スマートメータ:未設置

こうやって見てみると、電気料金が高い月と安い月にかなりの差があることがわかりますね。平日の昼間も家に人がいるので、冷暖房による影響も大きいのですが、それ以上に電気料金をつり上げているのが、飼育している大量の爬虫類と金魚なのです(これに関しては追求しないでくださいね)。金魚を飼育する電気料金はそれほど高くないと思いますが、常に27~30℃に温室の温度を保っておく必要がある爬虫類のおかげで、冬場の電気使用量がかなり多くなってしまっているのです。我が家ほどではないかもしれませんが、ペットのために電気を使っているという人は、たくさんいるかもしれませんね。

爬虫類や金魚の飼育に必要な電気以外は、節電したいとは思っていましたが、それでも必要とあれば普通に使っていましたね。我が家の電気料金は電力会社を切り替えてどれくらい安くなるのでしょうか。ここからは、私が電力会社を切り替えた際の申し込み~使用開始までを順番にご紹介します。参考になるといいのですが…

2万円も節約できるチャンス!?

あしたでんき

電力料金を安くしたいと思っている方に、最もおすすめしたいのが「あしたでんき」です。

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  • ずっと基本料金は0円(無料)
  • とにかくお得!業界でも最安水準
  • 手数料・解約金・違約金一切なし
  • 切り替え簡単!お試し感覚でOK
  • 対応の良さが抜群

とにかく電気料金が安いというのが、あしたでんきが選ばれている一番の理由。以下のシミュレーション結果をクリックして見れば納得ですよね!

料金シミュレーション結果(公式サイト)
3人以上の世帯例
(1月:600kwh/50Aで算出)
22,209円お得
2人世帯の例
(1月:500kwh/40Aで算出)
13,978円お得
1人暮らしの例
(1月:290kwh/30Aで算出)
2,558円お得
※東京電力エリアで試算

申し込みをするだけで面倒な手続きも工事も一切なし。手数料や解約金もないので、お試し感覚で一度切り替えて、合わなかったら解約でOK。

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北海道・北陸・四国電力エリアの方には「Looopでんき」が最もおすすめです。基本料金0円で安い!

電力会社を比較して2社に絞る

まずは複数の比較サイトのシミュレーションを使って、我が家が最大限得できる電力会社の目星をつけてみました。私が住んでる関東エリアは新電力激戦区。1位からズラズラ~っと30位…40位…たくさんの電力会社が出てきました。知ってはいましたが電気料金だけが安くなる電力会社もあればポイントやセット割でお得になる電力会社もあるので、2社に絞るだけでもかなり難航しましたね。

途中、比較サイトのシミュレーションを試してみて気づいたのが、サイトによって結果が違うこと。確かにサイトによって数値などの設定が異なるはずですから、結果が違うのは当然かもしれないけど…ちょっと困ってしまいましたね。調べれば調べるほど混乱気味になり、結構な時間を費やしてしまいました。

そして、ようやく絞った2社は…「ENEOSでんき」と「東京ガス」。どちらも電気料金だけでなくセット割や特典があります。ENEOSでんきは、夫がいつもENEOSのガソリンスタンドで給油しているので「ガソリン代も節約できるなぁ」と思ったのと、2年契約で割引率がアップする点を評価しました。一方、東京ガスはすでにガスの契約でお世話になっている点と、パッチョポイント分を加味するとお得かな…と。

どちらも日頃から利用しているし、安心感というか…信頼性についても問題ないですよね。個人的にはそう思います。

ちなみにもう少し突っ込んで調べてみたところ、年間で一番高い月の電気料金が10,000円以上という人なら、私と同じようにENEOSでんきと東京ガスの2社で検討していいみたいですね。電気の使い方や電気料金の微妙な差によって他の電力会社の方が得になる可能性もゼロではありませんが、恐らくそう大きく差がつくことはないと思います。迷ったらしっかりと公式ホームページでシミュレーションしてみてくださいね。

電力診断バナー

ENEOSでんきvs東京ガス 

ENEOSでんき

ENEOSでんきENEOSでんきのガソリン代割引の特典で我が家がどれくらい得できるか知りたかったので、夫に月々の給油代を確認してみました。夫は毎日バイク通勤をしていたので、結構な量の給油をしていると思っていたのですが…バイクって燃費がいいんですね。月々25~30リットルしか給油していないということを初めて知りました。そうなると、ENEOSでんきの給油代割引よりTポイントを貯めた方がいいな、と判断。さらにENEOSでんきは2年契約にすると割引率がアップするので、迷わず2年契約で検討。だって…ないとは思いますが、もし途中解約することがあったとしても違約金は1080円なんです。我が家の電気使用量だったら1~2ヶ月で元が取れる計算になりますからね。

参考:ENEOSでんきでTポイントを貯める方法【セット割・特典】

東京ガス

東京ガスの電気東京ガスの場合は、ガスと電気のセット契約すると電気料金が安くなるのですが、それとは別に電気料金1000円につきパッチョポイントが15ポイント貯まります。パッチョポイントはTポイントなど他の提携ポイントにも交換できるのでENEOSでんきのTポイント付与と同じような感じですよね。他にもおうちのトラブルにいつでも駆けつけてくれるサービスが2年間無料になる特典や、クックパッドの有料サービスがタダで利用できる特典もありますが、正直、ポイント付与以外の特典は比較材料として考えていませんでした。

【ENEOSでんきのシミュレーション結果】

  • 1年間の電気料金節約額:28,084円
  • Tポイント付与:1,017ポイント/年

トータル:29,101円お得!
(1ポイント1円として合算)

→ ENEOSでんき料金シミュレーションはこちら

【東京ガスのシミュレーション結果】

  • 1年間の電気料金節約額:26,116円
  • パッチョポイント付与:2,940ポイント/年

トータル:29,056円お得!
(1ポイント1円として合算)

→ 東京ガス料金シミュレーションはこちら

我が家は東京ガスと契約していますが、もし契約していなかったら即決でENEOSでんきでしたね。ENEOSでんきは毎月最大150円分の給油代が割引になるので、かなり給油するという人なら年間で1800円得することに。そんな人はTポイント付与じゃなく給油代割引特典の方を選ぶといいですよ。

給油代割引特典を選ぶ場合、もしENEOSカードを持っていないなら作ることをおすすめします。ENEOSカードCだと1リットルあたり最大8円割引になるので結構お得だと思います。この際、電気だけじゃなくガソリン代も節約してはいかがでしょうか。

ちなみに、東京ガスが提携するインターネットサービスと契約すればトリプル割適用でけっこうお得だったのですが、ネット契約は変えるつもりがなかったので我が家の場合、トリプル割の選択肢はありません。

そんなこんなで、しっかり検討をして……

電力診断バナー

ENEOSでんきに決めました

ENEOSでんきの「電気料金(2年契約)のお得分+Tポイント付与」と、東京ガスの「電気料金のお得分+パッチョポイント」で見てみると、ほとんど差がなく両社ほぼ互角の勝負といったところです。ここでかなり迷いました。そこで、再び両社のホームページを見直してみると…ともに電源構成を公開しているんですよね。どちらもLNG(天然ガス)火力発電をメインに二酸化炭素排出量減に取り組んでいるので環境配慮の面も悪くないのですが…ENEOSでんきは新電力の中で二酸化炭素の排出量の少なさがトップクラスと言われていますし、何より、ホームページ上で二酸化炭素排出量をしっかりと公開しているんですよ(正確には二酸化炭素排出係数の数字ですが…)

それと、調べてみたところ、東京ガスは2020年代の運転を予定するかなり大規模な石炭火力発電所の建設をしているというじゃないですか。石炭火力発電所は二酸化炭素をたくさん排出するので、東京ガスの二酸化炭素排出量は今後どうなるかわからないなぁ…と思いました。人並みに「できれば環境に優しい会社がいい」と考えている私は、この時点でENEOSでんきにしようと心動かされていました。

もうひとつENEOSでんきを後押ししたのが3年目以降の割引率アップでした。ENEOSでんきの2年契約だと、3年目以降の割引率が1kWhあたり0.2円から0.3円にアップするのです!さっき、途中解約なんて言いましたけど、できれば長く契約していたほうが手間もないですから、2年以上契約することも見越して、ついに私はENEOSでんきに決定したのです!

さっそくENEOSでんきに申し込んでみる

ENEOSでんきはインターネットか書面から申し込みができます。さっそくENEOSでんきの申し込みフォームから申し込みをしてみました。

STEP1 仮登録をする

ENEOSでんき仮登録画面「現住所で切り替える」「引越し先で契約する」から該当するものを選びます。私の場合は現住所での切り替えですね。チェックを付けたら郵便番号と契約者の名前、メールアドレスを入力すればOK!簡単ですね。あとは入力したメールアドレスにENEOSでんきからメールが来るのを待つだけです。

STEP2 本登録をする

ENEOSでんき本登録画面すぐに届いたメール本文のURLをクリックし、必要事項を入力していきます。生年月日や詳しい住所、電話番号を登録し、利用開始希望日を登録します。利用開始希望日は4日後から選択できましたが、“場合によっては1ヶ月程度かかることもある”というような文章があったので、さすがに最短だと難しいだろうし…予定があったので(立ち合いなどは必要ないのですが、心配性のため)翌週土曜日の日付を選択してみました。

また、過去の電力使用量(最大で13ヶ月分)を東京電力エナジーパートナーから取得してもらうこともできるようですが、希望する場合は本人確認書類が必要になります。私は保険証をアップロードしてみました。それと、私が希望するTポイント付与特典を選ぶ場合は契約完了してからの手続きなので、これは後回しです。その後、電気料金の支払い方法は口座引落希望だったので、金融機関情報を入力したら申し込みは完了。本登録の際はお客様番号が必要になるので、あらかじめ検針票を用意しておくとスムーズですよ。

STEP3 申し込みメールを確認する

ENEOSでんき申込み完了画面申し込みが完了したら、間もなくしてENEOSでんきからメールが。「ご使用開始手続きの受付完了のお知らせ」ということで、内容は“申し込みを受け付けした”ということと“切り替え手続きが完了し、使用開始日が決定したら郵送で連絡する”ということでした。ここにも“ご希望日より1ヶ月程度遅れる場合あり”の文章。一体いつ頃、切り替わるのでしょうか…。とはいえ電気が途切れることはないので、気長に待つことにしようと思います。

申し込みをしてみての感想は「思った以上に簡単だった。」ですかね。難しいことはほぼゼロでした。

→ ENEOSでんき公式ホームページはこちら

手続き完了のメールと開始日のお知らせが来た

1週間が経過した頃、ENEOSでんきから「使用開始予定日のお知らせ」のメールがきました。そこには使用開始日と、ENEOSでんきの使用がスタートしたら活用できる“ENEOSでんきお客さまページ”なるサイトのURLが記載されていました。お客さまページでは契約内容や電気の使用状況がチェックできるそうです。メールの案内によると17日後がENEOSでんきの開始予定日とのこと。やっぱり申し込みから1ヶ月くらいは見ておいたほうが良さそうですね。この期間を早いと感じるか遅いと感じるかは個人差がありそうです。

スマートメーターの交換

スマートメーターENEOSでんき使用開始日のちょうど1週間前、帰宅するとポストに東京電力エナジーパートナーからスマートメーター取り換え作業についてのお知らせが届いていました。「我が家もついにっ!!」と、若干テンションが上がりましたね。どうやらENEOSでんき使用開始日までの間にスマートメーターに交換してくれるようです。手紙には停電しないことなどもしっかり書いてありましたよ。そのお知らせが来た翌日、もうスマートメーターに切り替わっていました。「いつ交換されるんだろう…」なんて心配する間もなくスピーディーに交換してくれたことにかなり驚きましたね。これでついにENEOSでんきの使用開始準備が整いました!「いつでも来い!」という感じです。

とは言え…1ヶ月なんてあっという間だったので、待たされた感ゼロでしたね。

ついに電気使用開始

使用開始日が来たとはいえ、「これがENEOSでんきか!!」という感動もなく。電気の質は同じですから、何ら変わりなくいつも通りに電気を使っています。なにも不便はありません。ただ、Tポイントの手続きだけは忘れずにしっかりとやりました。これがあって初めてENEOSでんきのメリットを最大限に享受できるのですから!以前、送られてきた書類と一緒に入っていたログインIDを使って、マイページからさっそく手続きを完了させました。

このように、約1ヶ月かけて我が家のENEOSでんき乗り換え作戦は終了しましたが、まだ1回目の検針票が来ていないので、どれくらい節約になるのかはわかっていません。でも、確実にお得になりますから、期待大です。電気料金がピークの月で3万円弱かかっていた我が家の電気料金がどれだけお得になるのか、今からワクワクしています!

電力使用量のチェックは想像以上に楽しい

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東京電力エナジーパートナーからENEOSでんきに切り替えて1ヶ月、マイページにログインして電気使用量をチェックするようになりました。30分単位で使用量がチェックできるので、最初は「あ、起きた時間から電気使用量が増えてる!」「誰もいない時間帯はやっぱり電気使用量が減るなぁ」なんて、ただ眺めるだけで楽しんでいましたが(当たり前のことなんですが…)、そのうち「できるだけ電気使用量を減らそう!」という節電意識がムクムクと沸き起こってきたのです。「エアコンと扇風機を併用する」「しっかりタオルドライしてからドライヤーを使う」今までは知っていても忘れがちだった節電対策を試した結果がすぐわかるし、実際に電気使用量も減るので、“できそうな節電対策をやってみよう”という感じで1ヶ月を楽しんで過ごしました。

ENEOSでんきにして電気料金が3,000円以上安くなった!

ENEOSでんき 請求金額

待ちに待った電気料金のお知らせ。マイページで請求額がチェックできます。2014年、2015年は契約アンペアが30Aだったのですが、エアコンフル稼働になる7月の電気料金は12,000円超えだったんですよね。ENEOSでんきに切り替えてちょっとは安くなるのかな…くらいの気持ちで見たスマホ画面には「8,731円」!!??契約アンペアを40Aに上げたにも関わらず、3,300円ほど安くなっているんです!!これ、かなり安くなっていますよね。正直、こんなに安くなるなんて思ってもいませんでした。当然ながら家族からも大絶賛。「ENEOSでんきに切り替えて良かったなぁ!!」と心底思った瞬間でした。

過去2年分の電気使用量の明細

しかし大事なのは「電気をどれくらい使用しているか?」ですよね。確かに過去2年と比べ、今年は日中に人がいる時間帯が少なくなっていたので、電気使用量自体が少なくなっているのです。気になったので過去の領収書を引っ張り出し、今回の電気使用量「368kWh」と同じくらいの電気使用量の月を見てみると、約10,000円くらいでした。ということは…やっぱり結構安くなる!月単位でこれだけの節約ですからね、相当なものですよ。

電気使用量が比較的多いこと、ENEOSでんきに切り替えたこと、そして何より2年契約の「にねんとく2割」にしたことで、我が家は7月の電気料金の大幅値下げに成功しました!ちなみにまだTポイント付与はされていませんが、口座引き落とし日の1週間後くらいに付与されるそうなので楽しみです。これからも楽しく節電しながら、ENEOSでんきの電気料金節約効果に期待していこうと思っています。