何を削ったとしても削りきることのできないライフラインと言えば水道。
できるだけ節水・節約はしたいですが、なかなか思うようにいかない場合も多いですね。水道は命を維持するためにどうしても必要なので、ライフラインの中では比較的安めの価格設定がされています。
大体の平均で1リットル当たり0.2~0.4円という値段設定がされています。今回は水道代の計算を、この平均の間をとって0.3円/リットルで考えていきます。
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お風呂の水道代がもっともかかる
お風呂の水道代
- 1回あたり:54円~60円
- 1ヶ月あたり:1620円~1800円
お風呂は1回180~200リットルを溜めるのが通常なので、金額としては54円~60円程度かかっていることになります。
これが毎日になると1ヶ月1620円~1800円くらいはお風呂のお水代として必要になっていることになります。家族の場合は仕方ありませんが、一人暮らしだとお風呂は3日に1回ほどの溜めることにして、後はシャワーに変えても良いかもしれませんね。
3日に1回なら単純に風呂を溜めていた回数が3分の1になるので、1ヶ月あたり540円~600円ほどに水道代を減らすことができますね。
シャワーも以外と水道代がかかる!
ただ、気を付けたいのは「シャワーは意外と水道をたくさん使う」という事実。シャワーは1分で6~10リットルもの水を消費すると言われていて、お風呂の代わりにシャワーと使えばトータル10分間、水を流したとして60~100リットルほどの水を使うことになるのです。
一人暮らしならこれでも1回のお風呂を溜めるより少ない水の量になりますが、夫婦2人暮らしならちょっとたくさんお湯を使えばすぐに「お風呂にお湯を張るのとそう変わらない」水量を使うことになります。もちろん浴槽にお湯を張って、さらにシャワーを使えばその分水道代はかかるのですが…要するにシャワーだけにしても使い放題では水道代がかさむということですね。
お風呂の節水というとすぐに「お風呂の回数を減らしてシャワーにしよう!」と考えがちですが、シャワーだけにするには、家族構成やお水の遣い方にも気を付ける必要があるのです。浴槽のお湯を活用して体を流したほうが、トータルの水道代が安くなる可能性もあるでしょう。
結局、常に節水意識・節約意識を持つことが大事なんだね!
確かに確かに!小さい積み重ねをコツコツとすべきね。
お風呂水道代を節約する効果抜群の方法!
ここからはお風呂の水道代を節約する方法を紹介します。
お湯をかさましする
お湯を張る時に、数本のペットボトルや、お水を入れて重しにするタイプの容器を湯船に沈めると、その分お湯の量を減らすことができます。
例えば手っ取り早くペットボトルを使ったとして、お風呂に1.5リットル×10本のペットボトルを沈めれば1回15リットルのお水を節約することができるようになります。
費用的には45円を節約できますね。塵も積もれば…で、毎日続ければ45円×365日=16425円も節約することができるのです。1ヶ月あたりでは1000円以上節約することになりますからね。これは大きいです。
節水シャワーヘッドに変える
シャワーは通常1分間に6~10リットルの水を消費するとご紹介しましたが、このシャワーについて、節水シャワーヘッドに変えれば使用水量を2/3~半分ほどに抑えられたりします。
思春期の子どもがいれば、シャワーなんて遠慮なく使いますからね。細かい部分かもしれませんが、実行すると目に見えて水道代が下がってくるのがわかりますよ。
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残り湯は有効活用する
これは水道代を抑え、節水をするにあたって絶対に欠かせないポイントですが、とにかくお風呂のお湯は使えるだけ色々なところに使いましょう。
基本は洗濯を残り湯で行うこと。次に庭の水やりにもお風呂の残り湯を使えば、残り湯を無駄にすることがありません。ある程度お風呂のお水を残しておくと、今は非常用の時にトイレに使う水にもなりますし、お風呂の残り湯は1日をかけてすっかり使い切ってしまうのがコツです。
半身浴を取り入れる
日本人はたっぷりの熱いお湯でお風呂に入るのが好きですが、実は健康の面で考えると「ぬるめ・腰まで・20分」という半身浴が健康には1番良いと言われています。
毎日半身浴ではお風呂の楽しみが・・・という人は、1週間に2回ほどを半身浴に変えることから始めても節水効果はしっかり出ますよ。節水・節約することもでき、健康にもなれる半身浴、試してみてはいかがでしょうか。
節水シャワーヘッドか。買ってみようかな。
そうね。半身浴なんかもいいかもしれないわね!