電気屋さんで家電のスペックを見て「このテレビは消費電力200Wだから1時間あたりの電気代は5.4円くらいか」なんて即計算出来たら格好いいと思わない?
これって意外に簡単なんだよ。ここでは家電の消費電力(電気代)の調べ方を紹介するよ!
これが結論!
家電の消費電力は計算で求められますが、「W(ワット)」「kW(キロワット)」などスペックの表示単位によって計算式が異なります。ここでは各表示の計算式を紹介しています。ただ、面倒であれば下記のシミュレーターを使うと楽に電気代を求められますよ。なお、具体的な消費電力は計測器を使って測定するのがおすすめです。
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目次
超簡単!シミュレーターを使ってみる
シミュレーターが便利じゃよ。家電の消費ワット数などが分かっていれば、下のようなシミュレーターを使ってみるといい。シミュレーションしてみるだけで使用時間あたりの家電の電気代がわかるんじゃ。
必要な情報を入力するだけで簡単に計算してくれるんですね。無料で使えるのはスゴいや。いろいろ調べたくなっちゃいますね。
※シミュレーションは1kWhあたり27円で計算しています(公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価(税込):平成26年04月規定)
ちなみに「1kW(キロワット)」=「1,000W(ワット)」じゃよ。家電の消費電力の単位が「kW」になっとったら、『×1,000』すればいい。
自分で計算してみる
各家電の消費電力さえ分かっていれば、実は簡単に電気代の計算が出来るんじゃ。たとえば、消費電力1000Wの電子レンジがあったとしよう。
ふむふむ。
消費電力だけ分かっても、実際の使用時間が分からないと電気代の計算は出来ないの。今回は分かりやすく消費電力1000Wの電子レンジを2時間使ったとしよう。すると「1000W(消費電力)×2時間(使用時間)=2000Wh(電力量)」となる。Whは消費電力と実際の使用時間を掛け算することで算出できるんじゃ。
「Wh」や「kWh」って使用した電力量を示してるんでしたっけ。
そうじゃ。だから、家電の消費電力と実際の使用時間を掛け算することで出てくるんじゃ。ちなみに、1kWhが1000Whじゃから「2000Wh÷1000=2kWh」ということになるの。
それは分かりやすいですね。
そして、電気料金プランを見てみると分かるんじゃが、電気代というのは基本的に「1kWhあたり〇〇円」と記載されておるんじゃ。すなわち、2kWhという数字が出れば、あとは1kWhあたりの電気料金を掛け算すれば実際の電気代が出てくるぞ。
つまり…?
今回は分かりやすいように「1kWhあたり27円」としておこう。そうすると「2kWh×27円=54円」。つまり、消費電力1000Wの電子レンジを2時間使った時の電気代は54円じゃ!
おおぉぉ~!
ここまでの計算を式にすると下のようになるんじゃ。ついでに、消費電力が「kW」表示だったり「Wh」が表示されてる時の計算方法も下に示しておくぞ。
W表示の場合:家電の消費電力(電気代)の求め方
消費電力(W)×使用時間÷1000×1kWhあたりの電気料金(円)=電気代
kW表示の場合:家電の消費電力(電気代)の求め方
消費電力(kW)×使用時間×1kWhあたりの電気料金(円)=電気代
Wh表示の場合:家電の消費電力(電気代)の求め方
電力量(Wh)÷1000×1kWhあたりの電気料金(円)=電気代
kWh表示の場合:家電の消費電力(電気代)の求め方
電力量(kWh)×1kWhあたりの電気料金(円)=電気代
見ての通り、「kWh」表示の時はとても計算が楽じゃの。年間消費電力は基本的にkWh表記じゃから、1kWhあたりの電気代を掛け算してあげれば、年間で必要になるおおまかな電気代がチェックできるぞ!
数字がわかっていたら、あとは掛け算や割り算をすればいいだけですね!
計測器を使って消費電力を測定してみる
差込口とコンセントの間に挟むだけで簡単に消費電力をチェックできる「ワットチェッカー」や「ワットモニター」などの測定器も売られているんじゃ。
それを使えば自分で計算しなくても簡単に消費電力がチェックできるんですか?
その通りじゃ。というか、家電は消費電力の上下が意外と激しく、特にエアコンなんかは消費電力200~1000Wなど、かなり幅が広くなっておる。そのため、計算で電気代をチェックするのが限界があるんじゃ。
そうだったんですか…。
計測器なら実際に使用している電力量が一目で分かるし、他にも下のような項目をモニターしてくれるんじゃよ。
計測器で測定できる項目の一例 | |
---|---|
瞬時電力量 | 接続した機器がリアルタイムに消費している電力の量 |
積算電力量 | 接続した機器が消費した電力の積算値 |
積算電気料金 | 接続した機器の積算電力量から求めた電気代目安 |
1時間あたりの電気料金 | 1時間あたりの電気代目安 |
積算時間 | 測定を始めてからの経過時間 |
CO2排出量 | 接続した機器のCO2排出量目安 |
もちろん、測定器の種類によって異なるが、いろいろな数字をチェック出来る商品も多いからなかなか面白いぞ!
確かに面白そうですね。消費電力が視覚化されれば節電にも繋げられそうだし。
消費電力が大きいと分かればセーブしたい気持ちが強くなるからのう。
家電の消費電力についてもっと詳しく知ろう!
だんだんとわかってきましたけど、やっぱり消費電力とか電気代って難しいイメージがありますよね。僕と同じように思っている人、多いんじゃないかなぁ。
そう難しく考えんでも平気じゃぞ。要は、消費電力の数字が大きければ大きいほど電気代が高くなるってことじゃ。消費電力200Wのテレビと500Wのテレビなら前者の方が基本的に電気代が安くなるんじゃ。
ふむふむ。
まぁ、消費電力の表示が「W(ワット)」ではなく「kW(キロワット)」だったり、定格消費電力などの表示もあるから「数字が大きい=電気代が高い」が絶対に成り立つとは言えんがの。
やっぱりややこしいやつじゃないですかー。
いやいや、覚えてしまえばそう難しいものでもないんじゃ。単位や専門用語の意味が分からないから難しく見えるだけじゃよ。
定格消費電力や年間消費電力とは
ここで家電に記載されている定格消費電力や年間消費電力について分かりやすく説明するぞ。
定格消費電力は最大時に使う電力量
部長…家電のスペックに出てくる「定格消費電力」ってなんですか?普通の消費電力と違うんですか?
定格消費電力っていうのは、その家電を最大限に利用したときに使う電力量を示したものじゃな。たとえば、こたつは常に最大パワーで中を温めるわけじゃないじゃろ?
定格消費電力
その家電を安全範囲内で全機能を最大限に使った場合の消費電力量
常に最大パワーじゃ入ってられない気がします。
つまり、定格消費電力に書いてある電力を常に消費するってわけじゃないんじゃ。あくまでも最大出力、フルパワーの時の消費電力ってことじゃな。
年間消費電力は1年に使う電力量の目安
消費電力とは別に「年間消費電力」っていうのも書かれてますけど、これは何ですか?
それは、実際に使用する条件に近い状態で1年間に消費する電力の目安を示した数字じゃ。
年間消費電力
実際に使用する条件を考慮して算出した1年間の消費電力量
たとえば、エアコンなら冷房27度で5月23日~10月4日まで、暖房20度で11月8日~翌年4月16日まで1日18時間ずつ使った時の年間商品電力を記載しておるらしい。こんな風に、家電に合わせた使用状況を設定したうえで、年間に使う消費電力の目安を記載しているようじゃ。
年間消費電力が低ければ、それだけ実際にかかる電気代が低いってことですか?
基本はそうじゃが、使用状況などで変わることもあるぞ。あくまで目安ってことを忘れてはいかん。ただ、この数字から電気代を計算するのが最も楽だったりするの。詳しくは後で紹介するんじゃ。
WやkWなどの単位も把握しておこう
家電の消費電力って「W」だけじゃなく「kW」とか「Wh」とかありますよね…。わかっているような…わからないような…。
もっともな意見じゃな。わしも若いころは訳が分からなくて必死に調べたもんじゃ。
あー。部長の時代じゃスマホとかパソコン無いですもんねぇ。どうやって調べたんですか?
会社の先輩に聞いたりしての。あの頃は物を調べるのに苦労したものじゃが、そこのコミュニケーションが生まれることも多くての。今とは違った良さがあったもんじゃ。それに昔は…。
あ、そういうのいいんでkWとかWhの説明してくださいよ。
そっちから聞いておいてお前な…まぁいい。kWなどの単位について整理してみたぞ。下の表を参考にしてみるといい。
消費電力の単位 | |
---|---|
W(ワット) | 一般的な消費電力表示の単位で基本的に数字が高いほど電気代も高めになる |
kW(キロワット) | 1kWが1000Wのこと、数字の1000を1kと表すことがしばしばある |
Wh(ワットアワー) | 消費電力と実際の使用時間を掛け算したもの |
kWh(キロワットアワー) | 1kWが1000Wh、電気料金の計算は1kWhあたりで行われる |
うぅ…混乱する…。
そう難しくないぞ。「kW」については単に「W」の1000倍。つまり1kWなら1000Wってだけのことじゃ。「Wh」や「kWh」については、消費電力と実際に使った時間を掛け算したもので、年間消費電力などによく使われるぞ。電力会社の請求書に書かれた電力消費量も「kWh」じゃな。
まだ難しいですよ…。
ものすごく大雑把に言えば、「W、kW」は電気代を計算する時の初期段階。「W、kW」に使用時間を掛け算して「Wh、kWh」に変換することで、はじめて電気料金を計算できるようになるという感じじゃ。
分かったような、分からないような…?
ま、まぁ、電気代を計算していくうちに少しずつ身についてくるぞ。とはいえ計算が面倒なら、最初に紹介したシミュレーターを使えばいい。一瞬で計算できるからのう。
電気代節約・節電のために消費電力を調べよう!
家電の消費電力(電気代)のチェック方法は分かってもらえたかな?
実際にかかる電気代が見えてくると節電に対する意識も強くなるんじゃないかな。消費ワット数などは説明書や公式ホームページなどでチェックできると思うから、よく使う家電だけでも調べておくのがおすすめだよ!