工事なしで簡単に取り付け可能な窓用エアコン。買って1時間後には使い始められることもあって便利だよね。でも電気代的にはどうなんだろう?壁掛けエアコンより高いのかな?それとも安いのかな?ここでは窓用エアコンの電気代について紹介していくよ!
これが結論!
窓用エアコンの電気代は冷房専用なら年間で1万円前後。冷暖房なら3万5千円ほど!壁掛けエアコン(一般的なエアコン)に比べると電気代は高いことが多いので気をつけましょう。
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窓用エアコンと壁掛けエアコンの電気代を比較
部長。窓用エアコンって知ってます?あれ、室外機を別に置く必要ないし、工事不要で設置できるんですって。うちのエアコン無い部屋に設置しようかなぁ。
窓用エアコンか。確かに窓にはめる形で簡単に設置できて便利じゃが、壁掛けのエアコン(一般的なエアコン)に比べると電気代が高めなんじゃよな…。
え?そうなんですか?
たとえば、コロナの窓用エアコンと壁掛けエアコンを比較すると以下のようになるぞ。
機種(冷房専用) | 畳数 | 期間消費電力 | 電気代 (年間) |
---|---|---|---|
CW-F1618 (窓用) | 4~ 6畳 | 364kWh | 9,828円 |
CW-FA1818 (窓用) | 4.5~ 7畳 | 416kWh | 11,232円 |
RC-2218R (壁掛け) | 6~ 8畳 | 367kWh | 9,909円 |
下記は冷暖房に対応した機種じゃ。
機種(冷暖房) | 畳数 | 期間消費電力 | 電気代 (年間) |
---|---|---|---|
CWH-A1818 (窓用) | 冷房) 4.5~7畳 暖房) 4~5畳 | 1316kWh | 35,532円 |
CSH-N2218R (壁掛け) | 冷房) 6~9畳 暖房) 6~7畳 | 730kWh | 19,710円 |
※どちらの表も1kWhあたり27円で計算
期間消費電力量は一定の条件で一定の期間使用した時の消費電力目安じゃな。冷房専用の方が明らかに低いのは、冷房期間(夏場)のみの運転を想定しているからじゃろう。
冷房専用の方はそれほど差がないかな…?
とはいえ、壁掛けの方が対応畳数が広いわりに、窓用とほぼ同額、もしくは安めの電気代になっているわけじゃから、基本は窓用の方が電気代は高いと考えていいじゃろ。
っていうか、冷暖房対応の方、差がありすぎですよ!窓用だと年間で電気代が3万円以上にもなるんですか!?
窓用エアコンはインターバー制御が無く、室温を考慮しての細かい制御ができないことから消費電力が大きいと言われておるのう。
う~ん。これだと窓用エアコンがイマイチに見えますねぇ…。
電気代の面では窓用がどうしても不利じゃな。ただ、窓用エアコンならではのメリットもあるぞ。
自宅にある窓用エアコンの電気代を調べる
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※シミュレーションは1kWhあたり27円で計算しています(公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価(税込):平成26年04月規定)
窓用エアコンのメリット・デメリットとは
電気代的には壁掛けに劣る窓用エアコンじゃが、以下のようなメリットを持っておるぞ。ただ、電気代を含めたデメリットがあるのも忘れてはいかん。
窓用エアコンのメリット
- 工事なしで設置できる
- 室外機が一体になっている
- 取り外しや持ち運びができる
- 本体価格が壁掛けより安め
窓用エアコンのデメリット
- 電気代が壁掛けより高め
- 稼働音が大きい
- 窓から入る光の量が減る
- 掃除が面倒
工事なしで設置できるのいいですよね。室外機が一体だからベランダとかも必要なさそうですし。
ただ、室外機が一体なだけに室外機の音が室内に響いてしまうんじゃよ…。それと、稼働中、コンプレッサーのオンオフにより大きな音がすることもあるんじゃ。
う~ん。音がうるさいのは嫌だなぁ…。
窓を塞いでしまうのもなかなか厄介じゃな。ただ、本体の価格は壁掛けに比べて安いことが多いぞ!
電気代が高い分だけ本体価格は安いわけですか。
電気代を節約するなら壁掛けがおすすめ
結局、窓用エアコンと壁掛けエアコン(一般的なエアコン)ってどっちの方がいいんですかね?
それは住まいの環境などによって異なるが、電気代を節約したいなら壁掛けがおすすめかのう。特に冷房も暖房も使うなら年間で1万円以上も電気代に差が出ることもあるわけじゃからな。
年間で1万円は大きいですよね。いくら窓用エアコンの方が本体が安くても、電気代の差ですぐに取り戻せそう…。
特に広い部屋に設置するなら窓用エアコンはおすすめできんぞ。もちろん機種によるが、窓用エアコンはパワーが壁掛けに比べて劣ることが多く、大きな部屋で使うとパワー不足を感じることも多いんじゃ。
広い部屋ってどのくらいですか?
ひとつの目安としては6畳じゃな。6畳以上の部屋で使う場合は壁掛けがいいと思うぞ。
窓用エアコンを使う時は節電を心がけよう
窓用エアコンって壁掛けエアコンに比べて電気代が高いんだね…。だから窓用エアコンを使う時はサーキュレーターの併用や設定温度の調整で電気代を節約していくといいんじゃないかな。そして、広い部屋で使うなら窓用じゃなく壁掛けエアコンをチョイスするのがおすすめだよ!
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