家電の寿命はどれくらい？節電・節約になる買い替えのタイミングとポイント

毎日の生活に欠かせない家電製品ですが、それぞれの家電について、その耐用年数や買い替えのタイミングはご存知でしょうか？今回は、家電製品の寿命や買い替え機会を、主な家電別にご紹介！節電や節約につながるポイントなどもお伝えします。

これが結論！

家電の寿命は6～10年。故障すると生活に支障が出る家電も多いので、寿命を迎える前に買い替えを検討しましょう。最新機種は消費電力が小さいので、買い替えが電気代節約につながることも。具体的な寿命年数やお得に買い替えるコツは本ページで確認してください。

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家電別・寿命と買い替えのタイミング
買い取り・下取りサービスについて
- 買い取りとは？
- 下取りとは？
家電をお得に買い替えるコツ
- 家電量販店の決済時期
- モデルチェンジのタイミング

家電別・寿命と買い替えのタイミング

さっそく家電の寿命を紹介したいと思います。ちなみに“買い替えのタイミング”については、買い替えを検討しはじめても良いタイミングのこと。

まだ故障していなくても寿命まであと少しなので、買い替えを視野に入れてみてはいかがでしょうか。

冷蔵庫

冷蔵庫の寿命・買い替えの目安

寿命：10年
買い替えタイミング：8年

365日＆24時間休むことなく動き続ける冷蔵庫ですが、その寿命は一般的に10年ほどといわれています。

最近では、メーカーが「10年保証付き」と掲げている機種が多くあり、やはり目安は10年と考えてよいでしょう。しかし、

突然の故障で慌ててしまうのが冷蔵庫です。購入してから8年ほど経過したら、買い替えを考えるのが安心かと思います。また特に冷蔵庫はここ近年で省電力化が圧倒的に進み、同じ位の容量で10年前の年式の物と比較すると、半分以下の消費電力ということが実証されています。

家庭での電力消費において、トップクラスを占めるのはこの冷蔵庫です。節電の観点で考えれば、早めの買い替えをおすすめしたいところです。

洗濯機

洗濯機の寿命・買い替えの目安

寿命：8年
買い替えタイミング：7年

こちらも、日常生活に欠かせない家電ですよね。洗濯機の耐用年数は、各メーカーとも8年ほどの設定となっています。それまでは一般的に部品保有が行われ、修理も可能のようですが、7年を過ぎると部品の製造がストップとなることが多く、修理不可となってしまうようです。

購入してから7～8年、または2,500回～3,000回の使用にて買い替えすることをおすすめします。

オーブンレンジ

オーブンレンジの寿命・買い替えの目安

寿命：10年
買い替えタイミング：5～10年

食品の温めやグリル調理など、幅広く活用されているオーブンレンジ。使用頻度にもよりますが、約10年で寿命を迎えるようです。

こちらも進化がめざましい家電の一つで、新製品のサイクルが早いことでも知られています。部品保有は5年ほどというメーカーもあり、故障となったら修理せず、買い替えを考えた方がよいでしょう。

運転中に突然止まる、原因不明のエラーで運転しない、などのトラブルが買い替えのサインとなっています。

掃除機

掃除機の寿命・買い替えの目安

寿命：6～8年
買い替えタイミング：6年

掃除機はモーターの劣化によって寿命が訪れ、耐用年数は6～8年といわれています。6年ほど経過したら買い替えを検討してはいかがでしょうか。

吸引力の低下や、異音、異臭などが生じたら買い替えのタイミングです。紙パックの定期的な交換や、フィルター清掃など、こまめなメンテナンスをすることでモーターの負担が軽減され、故障や劣化を防ぐことにつながります。

エアコン

エアコンの寿命・買い替えの目安

寿命：7～10年
買い替えタイミング：5～7年

エアコンの寿命は、使用頻度や性能により異なるものの7～10年位が目安となっています。多くはコンプレッサーの故障によるもので、エアコンの効きが悪い、異音がするなどが生じたら、買い替えを考えたほうがよいでしょう。

また製造から5～7年が経過すると部品の生産がストップすることが多いので、この年数を目安するのもありですね。真夏や真冬に故障すると、生活に支障をきたすエアコンですから、買い替えのタイミングを見極めることが大切です。

エアコンについても近年で省電力化が進んでおり、最新機種であるほど節電につながります。問題なく運転していても約10年を目安に、買い替えを検討されることをおすすめします。

液晶テレビ・プラズマテレビ

テレビの寿命・買い替えの目安

寿命：6～7年
買い替えタイミング：6年

私たちの生活になくてはならないテレビですが、その寿命は思いのほか短く、6～7年ほどといわれています。

多くはバックライトの故障によるもので、突然映らなくなるなどの現象が起こります。その際は修理の対応もあるものの、新しい機種の省電力化を考えると、購入から6年以上経過している場合は、買い替えを行った方がベターとなっています。

画面の色合いに違和感がある、音声が割れている、など、故障の前兆となるサインも見逃さないことが大切です。

10年未満なんだね。家電の寿命って。

そうね。もっともっと持ちそうだけど・・・機械に故障はつきものだものね。

買い取り・下取りサービスについて

家電の買い替え時について、古い家電の買い取りサービス、又は販売店で実施している下取りサービスを活用しましょう。買い取り・下取りのお得ポイントをまとめてみました。

買い取りとは？

リサイクルショップをはじめとする専門店等に、古い家電を買い取ってもらうシステムです。買取金額（お金）がもらえるのもメリットですが、家電が無駄になることなく、そのまま必要とする人に使ってもらえるのはメリットですね。

ただし既に故障していたり、古い年式のものは買い取り不可となることもあるため注意が必要です。例えば冷蔵庫なら製造から5年以上のものは買い取ってもらえないケースが多くなるので、買い取りを希望するなら早め早めに検討することをおすすめします。

下取りとは？

多くの家電販売店が実施しているシステムで、同種の古い家電を買い取ってもらうと同時に、新しい家電を購入することをいいます。基本的に下取り価格が一律に設定されていて、購入時に商品代金から下取り額を差し引く、という場合が多いです。

家電をお得に買い替えるコツ

家電を買い替えるなら、よりお得な値段で購入できるタイミングを狙いたいですよね。実はお得に買える時期というのがあるのです！

家電量販店の決済時期

どの企業もそうだと思いますが、やはり決済時期に近づくにつれ少しでも売り上げを上げたいという意識が高まるものです。家電量販店であってもこれは同じ。

決済直前を狙うことで、値引きしてくれる可能性が大きいのです。

ちなみに一般的に家電量販店の決済は3月ですが、8月が決済時期という例外の企業もあるので、自分が利用する家電量販店の決済時期に合わせて買い替えを検討するのが良いでしょう。

モデルチェンジのタイミング

モデルチェンジ後にひとつ前の型、いわゆる「型落ち品」を購入するのもおすすめです。

型落ち品というと聞こえが悪いですが、ひとつモデルが変わるだけでそう大きく性能が変わることは予想しにくいので、十分使えると思います。

それでいて型落ち品として値段が下がるのですから、これを狙わない手はありませんね。ちなみに家電ごとにモデルチェンジのタイミングは異なりますが、一般的に言われているのが以下のようなタイミングです。

モデルチェンジの目安時期

冷蔵庫：8～9月
洗濯機：10～12月
オーブンレンジ：5～9月／11～12月
掃除機：10～12月
エアコン：1～3月／10～12月
液晶テレビ：3～5月／9～11月

もちろん目安の時期であって例外もあるでしょうが、こういったモデルチェンジのタイミングを狙ってみてもいいですね。

いかがでしたか？家電の寿命や買い替えのタイミングについて紹介いたしました。種類ごとに違いはあるものの、必ずやってくるのが家電の寿命。

早めの買い替えを行うことで節電へとつながったり、買い取りでお金がもらえたりと、メリットが数多くあることがお分かりいただけたかと思います。急に使えなくなってしまったら日常生活に支障が出る家電も多いので、買い替えタイミングを逃すことなく過ごしていけたらいいですね。

どうせ買い替えるなら少しでも得できるようにしたいね！

そうね。買い替えって出ていくお金ばかり気になってしまうけど、実際に新しくすることで消費電力が減ったり、高機能になって使い勝手が良くなったりするんだもん。後回しにしないでしっかりと考えたいわね。