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LED照明(電球・蛍光灯)の寿命は本当に10年?長持ちさせる方法は?

電気

LED照明の寿命は10年とよく聞くが、これって本当なんじゃろうか?

ここでは、LED照明の寿命や長持ちさせる方法について紹介するぞ!

これが結論!

LED照明の寿命は4万~5万時間。単純計算で1日8時間の使用なら15年前後と、10年以上もつとされます。ただ、熱で早めに壊れることもあるため、空気の循環が良い設置場所と照明器具を意識しましょう。

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LED照明の寿命は40,000~50,000時間

部長。LED照明の寿命が10年ってネットで見たんですけど、これって本当なんですか?

微妙なところじゃのう。確かにLED照明は従来の蛍光灯などに比べて寿命が長いのじゃが、10年というのはユーザーに分かりやすくするための言い換えかもしれんぞ。というのも、照明の寿命な下のように言われておるんじゃ。

照明の寿命

  • 白熱電球:1,000~2,000時間
  • 蛍光灯:6,000~12,000時間
  • LED:40,000~50,000時間

他のに比べるとLEDってとんでもなく寿命が長いんですね。これで10年分くらいってことですか?

ふむ。1日の使用時間によるぞ。たとえば、1日の点灯時間が8時間だった場合、1年で「8時間×365日=2,920時間」となるわけじゃ。10年だと29,200時間じゃな。

あれ?10年でもまだ余裕がありますね。

そうなんじゃ。LEDの目安となる寿命から計算すると、15年前後は持つ計算になるんじゃよ。

10年より全然長いですね。すごい!

いくつかの商品レビュー等を見ていると10年以内に壊れるケースもあるようじゃ。でも従来の電球や蛍光灯と比較すると、かなり寿命が長いのがLEDの魅力じゃな。

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寿命より早く壊れることもある!?

LEDが10年以内に壊れたって…それはずっと付けっぱなししてたとかじゃないんですか?

いや、買ってから数年で壊れてしまうこともあるようじゃ。もちろん、使用時間40,000時間以内であってもじゃ。

ど、どうしてそんなことが…。

それは熱のせいじゃ。

え?LEDって熱を持たないんじゃないんですか?

確かにLEDの光にはあまり熱が含まれない。しかし、電球の電源部分は温度が高くなり、コンデンサが壊れたり配線やハンダが傷んで使えなくなってしまう可能性もあるんじゃよ。

そんなワナがあったんですか…。

だから使い方次第では寿命が短くなることもある。あとは単純に粗悪品を買ってしまったりな。特にLEDが普及し始めたころは粗悪な海外製品が少なくなかったようじゃ。

せっかく買ったLED照明が1年とか2年で使えなくなったらショックですね…。

そうじゃな。だから下ではLED照明を長持ちさせるコツを紹介するぞ。「普通の照明より高かった分、しっかり元をとりたい!」と考える人は要チェックじゃ!

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LED照明を長持ちさせる方法

ここからはLED照明を長持ちさせる方法を紹介するぞ!

こまめに消灯する

LED照明を長持ちさせるなら、こまめにスイッチをオフにした方がいいぞ。

あれ?でもよく頻繁なオンオフは寿命を縮めるって言いませんか?

それは従来の蛍光灯の話じゃな。あれはオンオフの繰り返しでエミッタ(電子放出物質)が消耗するから寿命が短くなると言われておったが、LEDはオンオフに強いんじゃよ。

ポイント

蛍光灯と違いLEDは消灯・点灯に強い

むしろ、熱がこもるとパーツが劣化したり、故障する恐れがあるからな。適度に消灯して熱をこもらせないようにするんじゃよ。

今までの常識と違うと混乱しちゃいますね。しっかり脳内データベースをアップデートしないと!

空気の循環がよく放熱できる場所で使う

さっき言った通り、LED照明に熱がこもると、それが原因でパーツが劣化し寿命を縮めたり故障を引き起こすことがあるんじゃ。だから、LED電球などは空気の循環がよく、熱がこもりにくい場所に設置した方がいいぞ。

なるほど。

エアコンの熱風が当たる場所なども避けた方がいいかもしれんのう。

LED電球に対応した照明器具を使う

熱がこもりやすい、密閉タイプの照明器具などを使うのもよくないと言われておる。だからLED電球などに対応した照明器具を選ぶのがいいと思うぞ。

要は設置場所も照明器具も熱がこもらないように注意ってことですか。

そういうことじゃ。LED照明は放熱に注意。これを忘れてはいかんぞ!

信頼できるメーカーの商品を選ぶ

さっき言った通り、LED照明の中には粗悪な海外製品などもあり、そういったものは故障率が高いと考えられる。少しでも長く使いたいと思うなら信頼できるメーカーの商品を選ぶことも大切じゃぞ。

家電を選ぶときもメーカーは重要ですよね!

そうじゃな。どのメーカーが良いか分からない時は商品の口コミなどをチェックしてみるのもいいぞ。粗悪な商品は「すぐ壊れた」などの悪評が多くなりがちじゃから、参考になると思うんじゃ。

保証制度のある商品を選ぶ

LED照明の中には5年保証などのついたものもある。寿命が10年以上と考えると不足かもしれんが、1年や2年で壊れた時に保証してもらえるのは嬉しいところじゃな。

最低でも5年は大丈夫って考えると安心感がありますね。

もちろん、保証の長さや内容については商品やメーカーで異なってくるから、購入前にきちんとチェックするんじゃぞ。今ならメーカーのホームぺージで確認するのが楽かもしれん。

LED照明を上手に使って節約しよう!

LEDの寿命は10年というより40,000~50,000時間というのが正しいようじゃ。

ただ、使い方によっては早めに壊れることもあるようじゃから、熱放出などには十分に気をつけるんじゃよ。LED照明の寿命が延びれば、それだけ照明代を節約できるぞ!