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床暖房のデメリットを知っておこう!実はたくさんある!

床暖房

「風が出ないからホコリや花粉が舞わない」「足元を暖めることができる」などなど。多くのメリットを持つことで知られる床暖房だけど、デメリットもあることを忘れちゃダメだよ!

ここでは、導入してから後悔しないように床暖房のデメリットを紹介するよ!購入前にしっかり確認しておいてね!

これが結論!

床暖房は「導入コスト」「ランニングコスト」「維持費」と、トータルでかなりのコストがかかるのがデメリット。また暖まりが遅いのも悪いところ。

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床暖房5つのデメリット

部長。うちもそろそろ床暖房を導入しようかなって考えてるんですよ。あれってエアコンと違って足元が暖まりそうでいいじゃないですか。

寒い冬は足元から伝わる寒さがこたえるからのう。

ですよね。空気も乾燥しにくいらしくて、うちの奥さんも喜んで賛成してくれましたよ!次の休みあたり、さっそく見積もりしてもらおうかな~。

ふむ。ただな、導入の前に床暖房のデメリットを知っておいた方がいいぞ。これを知らずに導入してしまい、後悔する人もいるようじゃからな。よし、今回はともすけが床暖房を買ってから後悔しないよう、デメリットを紹介していくか!

1.導入コストがかかる

有名なデメリットとしては導入コストの問題があるのう。

そりゃ新しい機械を設置するんですもんね。ある程度の出費は覚悟してます!

エアコン等と比べると高めだが大丈夫か?床暖房には「電気式」と「温水式」があって、それぞれ下記くらいの初期費用がかかると言われておるぞ。

電気式の特徴

熱線などに電気を通して発熱させる方式で温水式に比べてランニングコストが高め

温水式の特徴

大気中の熱やガスを使って温水を作り床を暖めるタイプで財布(ランニングコスト的に)や地球に優しいのが特徴

床暖房の導入費用目安

  • 電気式:約60万円
  • 温水式:約80万円

※導入する部屋の広さなどで異なります

6畳など小さな部屋だったら温水式で65万円前後、16畳など大きな部屋だったら温水式で100万円前後など部屋の大きさで導入費用は変わってくるものの、それなりにかかるのは確かじゃな。

お、思ってたよりずっと高い…!

だからエアコン等より高いと言ったろ。まぁ、床暖房の場合は工事が必要なのもあって高めになるのは仕方ないんじゃよ。

工事が必要なのも意外と面倒だなぁ…。

2.ランニングコストが意外と高い

床暖房に必要なコストは初期費用だけじゃないぞ。当然ながら導入した後のランニングコストもかかるし、これも決して安いとは言えんのじゃ。

ま、まぁ、ランニングコストならエアコンも必要ですし…。

たとえば、温水式の床暖房にかかるランニングコストは以下のように言われておる。ちなみにランニングコストとは電気やガスなど光熱費のことじゃな。

床暖房(温水式)のランニングコスト目安

  • 6畳:約3,280円/月
  • 12畳:約6,070円/月
  • 16畳:約7,926円/月

床暖房(電気式)のランニングコスト目安

  • 6畳:約6,216円/月
  • 12畳:約13,608円/月
  • 16畳:約18,480円/月

う。こっちも思ったより高い…。

特に電気式は高い傾向にあるようじゃ。

僕は床暖房を甘く見ていたのかもしれません…。

もちろん機種によって違いはあるはずじゃが、暖房費の大幅な削減を狙って購入すると肩透かしを食らいそうじゃのう。

3.維持費(メンテナンス費等)も必要

またお金の話で悪いが、導入費用とランニングコストに加えて維持費も必要なんじゃよ。たとえば、不凍液という液体が使用されてるタイプなら10年目安で交換が必要になってくるし、場合によっては故障で思わぬ出費が発生することもあるんじゃ。

ど、どこまで床暖房にお金を使わせる気なんですか…。僕はもうくじけそうですよ…。

ま、まぁ、維持費についてはほとんどの家電に必要なものだから、別に床暖房が特殊ってことではないぞ。ただ、そういった費用も必要になることは知っておいた方がいいと思って紹介したんじゃ。

床暖房の維持費一例

  • 不凍液の交換(10年目安):約3~5万円
  • 点検費用(1年目安):約5,000円
  • 修理費用:約30~100万円

修理費用などは故障の原因などで大きく変わってくるはずじゃ。ちなみに、故障を防ぐためにぜひ定期的(1年に1回くらいが目安)な点検をしておいてほしいんじゃが、その費用が1回あたり5,000円くらいかかるんじゃ。

4.暖まるのが遅い

床暖房は他の暖房器具に比べて暖まりが遅いのもデメリットじゃな。

遅いんですか…。

たとえば、建築に関する研究開発を行う「株式会社ポラス暮し科学研究所」のデータによれば、室温を22度にするのにエアコンだと35分のところ、温水式の床暖房だと2時間10分もかかったそうじゃ。

室温を22度にするまでにかかった時間

  • エアコン:35分
  • 石油ファンヒーター:55分
  • 温水式床暖房:2時間10分

え、ちょ。エアコンの4倍くらいかかってるじゃないですか。

もちろん、全ての床暖房に当てはまるわけではないが、こういう結果もある。だからタイマー設定を使って早めに起動しておく人も多いようじゃの。

一応、対策はあるってことですか。

5.空気が全く乾燥しないわけではない

デメリットのひとつとして、空気の乾燥もあげられるのう。

え?床暖房って空気が乾燥しないんじゃないんですか?

ふむ。エアコン等と比べれば気流(風)がなく、また足元を暖めるから室温を必要以上に上げずに済むため、乾燥を抑えられるという意見も多いのう。ただ、全く乾燥しないかと言えば微妙なところじゃ。

てっきり湿度がまったく変わらないのかと思ってましたよ。

意外と空気が乾燥する、といった意見も多いようじゃよ。あくまで、エアコンなどに比べて空気が乾燥しにくい、くらいの認識が良いかもしれん。

意外とデメリットが多いんですねぇ。導入するか少し迷ってきましたよ…。

ともすけの言った通り足元が暖かくなるし、ホコリが舞わないなどのメリットもあるから、床暖房がダメな暖房器具ってことはないぞ。

う~ん。ちょっと奥さんにもデメリットのこと話して相談してみます。

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電力会社の見直しでランニングコストは安くなるかも!

そうじゃ。言い忘れておったが、床暖房のランニングコストは電力会社を見直すことで節約できるかもしれんぞ。

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電力自由化で電力会社を選べるようになったじゃろ。だから、自分のライフスタイルにピッタリのプランを提供してる会社にしたり、ガスとセットでお得なプランを選んでみるんじゃよ。それだけで、光熱費がグッと変わることもあるんじゃよ!

へぇ~。それは興味がありますね。詳しく調べてみます!

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床暖房はメリット&デメリットをしっかり理解してから導入しよう

どんなものでもメリットとデメリットがあるけど、それは床暖房も同様。

いいところだけに目を向けず、デメリットの部分にもしっかりと目を向けて検討してね!