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ブルーレイ・HDDレコーダーはモード選びに注意!節電には待機電力をチェック

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DVDが登場してから、家庭のAV機器周りも随分すっきりしました。

そして時代はDVDからブルーレイ、HDDへと流れ、AV機器はどんどんコンパクトになりつつあります。こうしたAV機器の「物理的な大きさ」のコンパクト化と一緒に、消費電力もコンパクト化はしているのでしょうか?

今回は待機電力使用率でいつもトップを争っている家庭用のAV機器について、ブルーレイとHDDで考えてみたいと思います。

これが結論!

ブルーレイ・HDDレコーダーは待機状態が長い家電だけに待機電力も大きめ。ただし最近の機種は省エネ化が進み待機電力も小さくなりつつあります。省エネモードなどの機能を上手に活用して電気代を節電するのがおすすめです。

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ブルーレイレコーダーの電気代&節電方法

国内メーカーを初め、海外製のものも含めて、大体ブルーレイレコーダーの消費電力というのは20W~30W前後が一般的な数値です。

もちろん機種によって異なりますし、省エネモードにするともっと節電できるものはたくさんあります。あくまで何も設定せずに電源を入れている状態でこのくらいということです。

ただブルーレイレコーダーは常時ONしているわけではありませんよね。電源OFFの状態では待機電力は0.01~0.15Wと非常に小さいのが現在の主流です。

以下はブルーレイレコーダーを“2時間つけっ放し”にしていた時の電気代と、“24時間電源OFF”にしているときの待機電力にかかる電気代です。

状態消費電力電気代
つけっ放し状態20W~30W約1.08~1.62円/2時間
電源OFF状態0.01~0.15W約0.006円~0.097円/24時間

※電源OFF状態はコンセントをプラグにさしている状態(待機電力)
※電気代は1kWhあたり27円で計算

最新機種であれば待機電力でもほとんど電力が使わていないので、コンセントから抜いておくということをせず、電源OFFでもいいかもしれませんね。

ただ「わずかの電気代であっても使用していない時はカットしたい!」というなら、スイッチ付きのテーブルタップなどを使って、不使用時は完全に電源を落としてしまえば良いでしょう。ただし大事な番組の録画予約をしている場合、電源をOFFにすれば当然録画できませんし、時計表示が狂う可能性もあるので十分に注意するようにしてくださいね。

ちなみにブルーレイの録画待機状態だと、消費電力は3.3~6.5Wで5時間あたり約0.45~0.88円の電気代がかかるとされています。

最近は待機電力も省エネ化が進んでいるんだね!

そうね。各メーカーの企業努力、ありがたいわ。

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HDDレコーダーの電気代&節電方法

ブルーレイよりもディスクがない分、機器周りがコンパクトになるHDDレコーダーですが、こちらはどのくらいの消費電力を必要としているのでしょうか?

スイッチを入れて稼働している時の消費電力は(こちらも機種などによって異なりますが)大体20~30Wくらい。ブルーレイと同じくらいですね。1時間の使用につき0.54~0.81円という計算になります。

以下はHDDレコーダーを“2時間つけっ放し”にしていた時の電気代と、“24時間電源OFF”にしているときの待機電力にかかる電気代です。

状態消費電力電気代
つけっ放し状態20W~30W約1.08~1.62円/2時間
電源OFF状態0.2~0.5W約0.13~0.32円/24時間

※電源OFF状態はコンセントをプラグにさしている状態(待機電力)
※電気代は1kWhあたり27円で計算

例えば20WのHDDレコーダーを1日3時間稼働させ、あとは待機状態にした場合の電気代は1.9円程度(消費電力0.5Wで計算)。1ヶ月だと57円となります。

それほど気にならないと思う人もいるでしょうが、「HDDレコーダーで節電を試みたい!」という時は、ブルーレイレコーダーと同じく電源をタップで入切できるタイプのものにするとお手軽に節電することができますよ。

この際にタップで消費電力までわかるタイプを選べば節電意識を高めることができますね。

使わないときは電源を切っちゃえばいいんだね。

ただ時計の表示が狂ってしまうことがあるから、その点は頭に入れておかないとね!

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省エネモードを活用しよう!

最近の家電には「省エネモード」が搭載されることが多くなりました。

ブルーレイレコーダーのようなAV機器にも省エネモードが搭載されている機種が複数登場しているので、ぜひ活用したいところですね。

また時計表示OFFモードが選択できるような機種もあるので、時計表示が不要であればそういったモードに設定してみても良いでしょう。

各機種によっていろいろなモードがありますが、取扱説明書を確認しながらムダな機能はOFFにしておくと、節電効果が期待できるでしょう。

AV機器は待機電力を消費するものが多いことを知っておこう

基本的にAV機器と言うのはコンセントを入れっぱなしにするものが多いので、待機電力を消費することが多いというのは頭に入れておきましょう。

ですから、AV機器については使用時の消費電力もさることながら、待機電力に注目して選ぶのがベストです。

さらに、最近だとゲーム機器をブルーレイなどの再生機器に使うこともありますが、実はブルーレイレコーダーやHDDレコーダーよりもテレビに繋ぐタイプのゲーム機器の方が消費電力が多くなることを知っておくと良いでしょう。

家にいくつもの(テレビに繋ぐタイプの)ゲーム機器があり、ブルーレイレコーダーがあり、HDDレコーダーもある(しかもいずれも再生可)となると、それらをいくつかにまとめた方が良いでしょう。

恐らくゲーム機器をいくつも持っているという人はその機器を処分することは難しくなるので、ゲーム機器で代用できる機能はゲーム機器に代用させれば良いと思います。

ポイント

  • AV機器は待機電力を多く使う
  • できるだけAV機器をまとめるのがおすすめ

もう使わなくなってしまったゲーム機器をAV機器の代わりに使っているというのであれば、これはいっそのことちゃんとしたAV機器に買い替えた方が節電・節約できるはずなので買い替えを考えるのが1番の節電になりますよ。

へー!AV機器は待機電力が多めなのかぁ。

AV機器をできるだけまとめることで、節電に繋がる可能性があるのね!