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【徹底比較】ファンヒーターの電気代は種類によって割と違う

石油ファンヒーター

ファンヒーターと一口に言ってもセラミックファンヒーターやガスファンヒーター、石油ファンヒーターといろんな種類があるよね。

これらの電気代ってどのくらい違うんだろう?今回はそれぞれの特徴とともに電気代やランニングコストを紹介していくよ!

これが結論!

セラミックファンヒーターの電気代は約13.5~27円/1時間。石油・ガスファンヒーターは約0.3~0.6円/1時間と安価だが、代わりに石油・ガス代が約5~23円/1時間ほどかかる。

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ファンヒーターの種類と電気代

今年は寒さ対策にファンヒーターを買おうかと思ってるんですよ。ネットの評判がよさそうだったんで。

いいんじゃないか。それで、どのファンヒーターを買うんじゃ?

え?ファンヒーターって種類があるんですか?

お前、それも知らんでファンヒーターを買うと言っておったのか…。ファンヒーターにはな、セラミックファンヒーターや石油ファンヒーターなど種類があるんじゃよ。どれもファンと名前にある通り、熱風を送って暖めるのは同じじゃが、主な熱源とするものが変わってくるんじゃ。

へぇ~。熱源が違うってことは…電気代も変わってきます?

ともすけにしては勘がいいのう。もちろん、それぞれで電気代やランニングコスト、特徴などが変わってくるぞ。よし、これからファンヒーターを買うともすけのために、それぞれの電気代などを解説しておくか!

※以下の電気代は1kWhあたり27円で計算しています。

セラミックファンヒーター

セラミックファンヒーター
画像出典:Amazon.co.jp

ランニングコスト目安

  • 強運転(1000W):約27.0円/1時間
  • 弱運転(500):約13.5円/1時間

良いところ

  • 電気だけで動くため給油やガス管の設置などが不要
  • コンパクト軽量で安価なことが多い

悪いところ

  • 消費電力が高く電気代が高め
  • パワーが弱く広い部屋を暖めるのは難しい

セラミックファンヒーターは3種類のファンヒーターで唯一、電気の力だけで動くんじゃ。そのため、灯油やガス管の用意といった準備はいらないものの、電気代は高めじゃな。

高いですねぇ。もしかしてエアコンより高いんじゃないですか?

エアコンは消費電力の幅が広いから何ともじゃが、ずっと強運転にしておくとエアコンより高くつきそうじゃな。というより、セラミックファンヒーターはエアコンと少し用途が違ってくるぞ。

そうなんですか?

セラミックファンヒーターはパワーがそこまで強くないから、広い部屋を暖めるのには向いてないんじゃよ。ただ、暖まりが早いからすぐに暖まりたい時には便利じゃのう。

石油ファンヒーター

石油ファンヒーター
画像出典:Amazon.co.jp

ランニングコスト目安

  • 強運転(23W)電気代:約0.6円/1時間
  • 弱運転(10W)電気代:約0.3円/1時間
  • 灯油代:約5~22円/1時間

良いところ

  • 少ない電気で部屋全体を暖められる
  • ランニングコストが低め

悪いところ

  • 定期的な灯油の補給が必要
  • 適度に換気が必要

石油ファンヒーターは灯油と少しの電気で動くファンヒーターじゃのう。そのため、電気代は非常に安いんじゃぞ。

1時間あたり1円以下って凄いですね。

あくまでも熱源は灯油であって、電気はファンを回したり、動作を制御するだけじゃからのう。ただ、灯油を使うのが最大のデメリットじゃな。ぶっちゃけ、灯油の交換が面倒なんじゃよ。

いちいちガソリンスタンドとかで購入しないとですもんねぇ。

さむ~い夜なんかに灯油が切れると最悪じゃな…。とはいえ、セラミックファンヒーターやエアコンに比べるとランニングコストが安いという声も少なくないんじゃ。石油ファンヒーターならしっかり部屋全体を暖める能力も持っておるしの。

ガスファンヒーター

ガスファンヒーター
画像出典:Amazon.co.jp

ランニングコスト目安

  • 強運転(17W)電気代:約0.5円/1時間
  • 弱運転(10W)電気代:約0.3円/1時間
  • ガス代:約6~23円/1時間

良いところ

  • 消費電力が低く暖まりが早い
  • ランニングコストが低め

悪いところ

  • ガス栓がある場所でしか使えない
  • 適度に換気が必要

ガスファンヒーターはガスと少しの電気で動くファンヒーターじゃのう。そのため、石油ファンヒーターと同じく電気代は非常に安いんじゃ。

その分だけガス代が必要ってパターンですね。

そうじゃ。それと、ガスを使用するからガスの臭いがあり、適度に換気が必要じゃぞ。寒い日はこれがネックじゃな。

換気すると一気に部屋が冷たくなりますからね。

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自宅にあるファンヒーターの電気代を調べる

自分が普段使っている家電製品の電気代、具体的に知りたいよね!そんなときは下のシミュレーションを使ってみて!簡単に使用時間あたりの家電の電気代がわかるよ。便利便利っ!

電気代計算シミュレーション

※シミュレーションは1kWhあたり27円で計算しています(公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価(税込):平成26年04月規定)

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3種類のランニングコストを比較

せっかく電気代やガス・灯油代を紹介したから、3種類のランニングコストも比較しておくかの。

ファンヒーター1時間1日
(8時間)
1ヶ月
(30日)
セラミック
ファンヒーター
強)
27.0円
弱)
13.5円
強)
216.0円
弱)
108.0円
強)
6,480円
弱)
3,240円
石油
ファンヒーター
強)
22.6円
弱)
5.3円
強)
180.8円
弱)
42.4円
強)
5,424円
弱)
1,272円
ガス
ファンヒーター
強)
23.5円
弱)
6.3円
強)
188.0円
弱)
50.4円
強)
5,640円
弱)
1,512円

※石油・ガスファンヒーターのコストは石油・ガス代+電気代

こうやってみると、石油やガスファンヒーターも極端にコストが低いわけじゃないんですね。

部屋を暖めるというのはコストがかかるものじゃからな。ちなみに、プロパンガスだと都市ガスに比べてガス代が上がるぞ。

それは注意しないとですね。

結局のところ、エアコンの方が効率的という意見もあるようじゃが、ファンヒーターは暖まりが早いというメリットを持っておるから一概に劣ってるとは言えないのう。というか、エアコンと併用するのもいいかもしれん。

石油・ガスファンヒーターとエアコンの併用で節約!

石油・ガスファンヒーターは電気代が安く暖まりが早いというメリットを持っておる一方、灯油代やガス代といったランニングコストが安くはなかったり、長時間使ってると換気が必要というデメリットを持っておる。

それはさっきも聞きました。

まぁ慌てるな。そして、エアコンは室温を設定温度に近づける際、多くの電力を消費すると言われておる。そこで、ファンヒーターを使って先に部屋を暖めてから、エアコンに切り替える方法もありじゃぞ。これで電気代が節約できるとも言われているんじゃ。

セラミックファンヒーターはダメですか?

セラミックファンヒーターは暖まりが早いものの、広い面積を暖めるには向いてないからのう。ちょっと用途が違うかもしれん。

そっかぁ。

このように、ちょっとした工夫が光熱費の削減に繋がることもある。冬の暖房代は特に節約効果が大きなところじゃからの。しっかり節約を心がけるんじゃよ!

ファンヒーターを上手に活用しよう!

ファンヒーターも使い方次第ですごく役立ってくれそうだね。ランニングコストはかかるけど、寒い冬場、エアコンと併用したら快適になりそう。

どんな家電を使うときも、大まかなコストを知っておくって大事だね!すごく勉強になったなぁ。