中に入ったオイルを電気の力で暖めるオイルヒーター。まだまだ知名度が高いとは言えないけど、日本でもちらほら見かけるようになったね。
でもオイルヒーターの評価を見てみると「暖かくならない」「暖まりがイマイチ」なんて意見が見られるんだ。今回はそんな悩みを解決するため、オイルヒーターの効率的な使い方を紹介するよ!
これが結論!
オイルヒーターを窓の近くに設置する、カーテンで冷気対策をする、タイマーやサーモスタット機能を使う、など様々な方法で効果的に利用することができるのです!賢く使うことで暖房効率がアップし電気代節約が期待できます。
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目次
オイルヒーターの効率的な使い方
念願のオイルヒーターを手に入れた…のはいいけど、何となく暖まりがイマイチなんだよなぁ。
オイルヒーターはそもそも暖まりが遅い暖房器具ではあるんだけど、時間が経っても暖まりがイマイチだったり、設定温度のわりに部屋が冷たかったりするなら、それは使い方に原因があるかもしれないわよ。
使い方に?
たとえば、置き場所ひとつでも暖房効率は変わってくるし、他にもいろいろ効果的な使い方があるのよ。
1.先にエアコンや石油ファンヒーターで暖めておく
オイルヒーターの弱点と言えば、とにかく暖まりが遅いことね。部屋や本体のサイズによるけど、暖まりきるまで1時間、2時間とかかることもあるの。
あー。確かに遅いよねぇ。
オイルヒーターはエアコンとかと違って風を出さないからある程度は仕方ないんだけど、やっぱり暖まりが遅いのは困るわよね。それに、オイルヒーターって部屋を暖める時の電力消費が大きいから、単体だと電気代の心配も出てくるわ。
そういえば、オイルヒーターって1時間で20~30円前後の電気代がかかるらしいね。
そこで、部屋を早く暖めるためにエアコンや石油ファンヒーターと併用するのがおすすめよ!まずはエアコンとかで部屋を一気に暖めて、それからオイルヒーターに切り替えるの。これならオイルヒーターの弱点である暖まりの遅さをカバーできるわよ。
なるほどぉ。
ただし、この方法だと風のせいで部屋のホコリが舞っちゃうわね。それが嫌でオイルヒーターを使ってるって人には向かないかもしれないわ。
2.窓際に置いて冷気対策
オイルヒーターは窓際に置くのが効果的よ。
窓際に?それだと窓から入ってくる冷気で本体が冷めちゃわない?
でもね、窓から離したところに置いておくと、冷気の侵入を許しちゃうから部屋の温度にムラができちゃうのよ。設定温度は高めなのに暖まりが悪いって感じる時はこれが原因かもしれないわ。
ふむふむ。
対して、窓際に置けば窓からの冷気をオイルヒーターの熱でシャットアウトすることが出来るのよ!少しは冷気で冷めちゃうかもだけど、この置き方が最も効率的って言われてるわね。
知らなかったなぁ。てっきり、窓際はダメなのかと思ってた。
冬場は冷気対策でカーテンをすることが多いでしょ?オイルヒーターの設置は「布のカーテン+熱のカーテン」のW効果で冷気を防ぐって考えると分かりやすいんじゃないかしら。
とにかく冷気を入れないことが大切なんだね!
ただ、カーテンと近すぎるのはよくないわよ。オイルヒーターは火を使わないから安全性は高いけど、ずっとカーテンと接触してたら火災に繋がらないとも限らないもの。
3.カーテンや断熱シートで熱を逃がさない
オイルヒーターで部屋を暖めても、その熱が窓から逃げ続けたら、いくらたっても部屋が暖まらないかもしれないわ。
つまり?
窓からの放熱対策はしておくに越したことないってこと。たとえば、厚手のカーテンをかけたり、断熱シートを貼ったりね。
窓から熱を逃がさないための対策
- 厚手で長めのカーテンをかける
- 窓に断熱シートを貼っておく
断熱シートって貼るの面倒じゃない?
とくに面倒じゃないわよ。一人でも簡単に貼れるし、他の暖房器具を使う場合でも効率アップ+電気代の節約になるから、ぜひこの機会に貼ってみてね!
4.換気は使う前に済ませておく
寒さの厳しい冬は窓を閉めっぱなしにしがちだけど、たまには換気しないと気分が悪くなってくるわよね。
換気って大事だよね。
ただね。オイルヒーターって部屋を暖めるのに時間がかかるから、途中で換気をすると大変なのよ。冷めた部屋を暖めるのに時間がかかるし、その間は電気代が高くなるし。
あー。
だから換気はオイルヒーターをつける前に済ませておくのがおすすめね。オイルヒーターは火を使わず石油ファンヒーターのように空気を汚さないから、使用中、頻繁に換気する必要はないはずよ。
5.タイマーを使って消し忘れを防ぐ
オイルヒーターって稼働音が少ないこともあって、消し忘れが少なくないと思うの。
僕、エアコンもストーブも消し忘れちゃうからなぁ。
オイルヒーターの場合はつけっぱなしでも火災の危険性は低いから安全面では大丈夫かもしれないけど、電気代的にはアウトよね。6時間も8時間もつけっぱなしだと電気代がけっこうなものになるはずよ。
うぅ。なんとか消し忘れないようにしないと。
とはいっても、寝落ちとかもあるから消し忘れを完全に防ぐのは難しいわよね。そこで、タイマー機能があればセットしておくといいわよ。生活リズムに合わせてタイマーを使えば消し忘れが無くなるだけじゃなく、帰宅1時間前にスイッチをオンにして、帰ってきてすぐ暖まることも出来るわよ。
それいいなぁ。
だから、これから買う人はタイマーの有無をチェックしておくのよ。
6.サーモスタットやエコ運転を活用
そうそう。タイマーだけじゃなくて、最近の機種にはサーモスタット機能やエコ運転がついてることもあるわ。
サーモスタット機能?
サーモスタットを使うとね、電源を自動でオンオフして好みの温度に部屋を保ってくれるの。当然、電源がオフになってる時は電気を使わないから電気代の節約に効果的よ!
画像出典:デロンギ・ジャパン株式会社
おぉ!
エコ運転も節電効果が大きいって言われてるわね。たとえば、デロンギオイルヒーターのエコ運転は約20%も節電できるらしいわよ。
1ヶ月の電気代が5,000円なら4,000円までカットできるのか!大きいな!
7.少し早めに消して電気代をカット
オイルヒーターは電源を切った後も余熱で暖かいから、寝る少し前とか、早めに電源をオフにしておくと電気代の節約になるわよ。
余熱かぁ。他の暖房器具には無いメリットだね。
そうね。エアコンなんかは本体はそんな暖かくならないものね。
オイルヒーターを効果的に使って電気代を節約
よ~し。今回の方法でオイルヒーターを効果的に使って電気代を節約するぞぉ!
置き場所を変えたり、エアコンとの併用なら簡単にできるものね。ただ、オイルヒーターってそもそも家屋の気密性が高い、ヨーロッパで愛されてる暖房器具なの。だから、日本家屋とは相性が悪いこともあるわ。
そ、そうだったのか。
そういう時は他の暖房器具を検討してみるのもいいわね。とにかく視野を広げて、いろんな方法を考えていく。これが電気代の節約には重要なのよ。
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