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オール電化のメリット&デメリット!落とし穴に要注意

電気

オール電化!何だかすごくハイテクな響きだよね~。ここでは、そんなオール電化にどんなメリットがあって、逆にどんなデメリットがあるのか紹介していくよ!

オール電化にすれば毎月の光熱費が絶対に安くなるなんてことはないし、意外な落とし穴があるから、オール電化を検討している人はチェックしてみてね。

これが結論!

オール電化のメリットと言えば光熱費の削減が有名ですが、日中に電気を使いすぎると逆に光熱費が高くなってしまうことも。またオール電化は料理中に火が出ないため安全とされますが、IH対応の調理器具が必要であったり、火が無いことで人によっては料理がしにくくなるケースも。導入前にきちんとメリットとデメリットを確認しておきましょう。

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オール電化とは

ぶ、部長…。「オール電化」の住宅って最近よく聞くんですけど、これってどういう住宅なんですか?メリットがあるんですか?

オール電化というのは、簡単に言えばガスを使わずに電気だけで生活する家のことじゃな。たとえば、キッチンで料理をする時や、お風呂のお湯を沸かす時なんかはガスを使うことが多いじゃろ?それを撤去して、料理もお湯を沸かすのも電気でやろうってことじゃ。

え?ガス無しでも生活ができるんですか?

今は可能ってことじゃ。オール電化にすればガス代が無くなるから光熱費が1本化できるし、使い方によっては光熱費を削減できるんじゃぞ!

光熱費を節約できるとなれば、世の主婦が黙ってませんね!

ただの、オール電化にすれば確実に光熱費が安くなるとは限らないんじゃ。ここでオール電化の落とし穴じゃな。

えぇ!?

営業マンとかはオール電化のメリットばかり説明して勧めてくるかもしれんが、それなりにデメリットがあることも忘れちゃいかんぞ。今回はオール電化のメリットとデメリットの両方を説明するから、気になる人は要チェックじゃ。先に簡単にメリットとデメリットをまとめておくと以下のような感じじゃな。

オール電化のメリット

  • 夜間の電気代が安くなる
  • お湯や暖房が安く使える
  • 料金が電気1本になる
  • 調理中に火が出ない・ガス漏れがない
  • キッチンの掃除が楽
  • ガスに比べると復旧が早めなこともある
オール電化のデメリット

  • 昼間の電気代が高くなる
  • エコキュートなど初期投資が必要
  • IH対応の鍋やフライパンなどが必要
  • 火が出ないので料理がしにくいこともある
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オール電化6つのメリット

まずはオール電化にするメリットを紹介していくぞ!

夜間の電気代が安くなる

オール電化にする場合、電気会社が用意したオール電化向けのプランに入ることが多いんじゃ。オール電化向けのプランというのは基本的に夜間の電気料金が安くなっておって、この間にお湯を沸かしたりすることで光熱費を抑える、というのがオール電化で光熱費が安くなると言われる大きな理由じゃな。

ってことは…普通のプランより安く電気が使えるんですか?

夜間については基本的にそう思って構わんぞ。電気会社のプランによって異なるが、例えばTEPCO(東京電力エナジーパートナー)のオール電化向けプラン「スマートライフS」なら、夜間(午前1時~午前6時)は1kWhあたり17円46銭で使えるんじゃ(電力量料金)。

へー。

TEPCOの一般家庭向けプラン「スタンダードプラン(時間帯によって料金変動なし)」だと、最初の120kWhで19円52銭、120kWhから300kWhで25円98銭だから、それと比べるとかなり安いと言えるの。

確かに安いですねぇ。

そうじゃ。極端な話、夜型の人ほどオール電化に向いてるかもしれんぞ。逆に昼に電気を多く使う場合、電気代が高くなってしまうこともあるんじゃ。これについてはデメリットの項目で詳しく説明するぞ。

お湯や暖房が安くなる

オール電化住宅ではお風呂のお湯をエコキュートなどで沸かすことが多いんじゃ。さっき言った通り、オール電化向けの電気料金プランは夜間の料金が安くなっておるから、その夜間の間にお湯を沸かしておき日中に使うんじゃ。そのため、オール電化ならお湯を安く使うことができるんじゃ。

電気代が安いうちにお湯を沸かしておくなんて、超節約っぽい!!

それと、電気代が安い夜間のうちに蓄熱する蓄熱暖房機を導入することで暖房代も安くなると言われているんじゃ。暖房といえば特に電気を使う部分じゃからの。そういった部分の電気使用を夜間の安いうちに回すことで、トータルの光熱費を抑えられる可能性が高いってことじゃ!

賢い!

料金が一本化される

オール電化にすれば当然ながらガス代がかからんから、光熱費を1本化することが出来るんじゃ。普通は電気代とガス代の請求がくるところ、オール電化なら電気代の請求だけじゃから支払いが楽でいいぞ!

支払い先が多いと家計簿つける時とかも面倒ですもんねぇ。

それに、ガスの基本料金も当然ながらかからんぞ。基本料金が電気だけになる分、光熱費が安くなりやすいのもオール電化のメリットじゃな。

ガスが無いから安心感がある

オール電化住宅の場合、ガスを引き込まないから安心感があるのも特徴じゃな。ガス漏れはもちろんのこと、オール電化住宅で料理に使うIHクッキングヒーターは火すら出ないんじゃ。

料理するのに火が出ないんですか!?それで肉が焼けるんですか?魚を煮込めるですか?野菜を茹でられるんですか?

お、落ち着け!大丈夫じゃ!ちゃんと電気の力を使って焼き物も煮物も茹で料理も作れるぞ!

へぇ。電気の力って凄いんですね。

火が出ないから子供と一緒に料理しやすいのも特徴じゃな。ただ、IHクッキングヒーターにはIH対応の鍋などが必要になるんじゃ。これについてはデメリットの方で詳しく紹介するぞ。

キッチンの掃除が楽になる

IHクッキングヒーターの話をしたから少し補足しておくと、ガスコンロに比べて掃除が楽じゃぞ。

火を使わないから料理が焦げないとかですか?

いやいや。電気を使った料理も火を使った料理と同じで油断すれば焦げるわ。そうじゃなくて、IHクッキングヒーターっていうのは天板がフラットなんじゃ。要はまっ平ら。ガスコンロのような複雑な形はしていないんじゃよ。

それで掃除が楽なんですね!

そうじゃ。気をつけないと焦げがついたりはするが、料理の後に雑巾やタオルなどで軽く拭いておけば綺麗な状態をある程度はキープできると思うぞ。それに、もし焦げ付いたとしてもクレンザーなどを使えば意外と簡単に落とせるんじゃ。

常にキッチンを綺麗に保てるのはいいですよね。キッチンが汚いと料理をする気が無くなりますし…。

ガスに比べて復旧が早いことも

あくまでも一例じゃが、2016年の熊本地震の時はガスより電気の方が10日くらいも早く復旧したそうじゃ。もちろん、絶対に電気の方が復旧が早いとは言えんが、これもメリットのひとつと言えるかもしれんの。

でも、逆に言えば電気が止まったら何も出来ないってことですよね。

お前、痛いところをつくな…。まぁ、その通りじゃ。電気が無くなればお湯を沸かすことも料理をすることも無理じゃな。

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オール電化4つのデメリット

ここからはオール電化のデメリットを紹介していくぞ!

昼間は電気代が高くなる

さっき言ったが、オール電化の場合、オール電化向けの電気料金プランに入ることが多いんじゃ。で、そういったプランは基本的に夜間の電気代が安い代わりに昼間の電気代が高いんじゃよ。

普通のプランよりも高いんですか?

そりゃそうじゃよ。夜間も昼間も普通のプランより安かったら、普通のプランのメリットがないじゃろ!

それもそうですね。

料金についてはプランによって異なるが、たとえばTEPCO(東京電力エナジーパートナー)の「スマートライフプランS」は夜間(午前1時~午前6時)が1kWhあたり17円46銭なのに対して、日中(午前6時から翌午前1時)の料金は1kWhあたり25円33銭じゃ(電力量料金)。

かなり違いますね。

日中の料金は当然ながら普通のプランより高いことが多く、日中に電気を使いすぎると逆に光熱費が高くなってしまうこともあるくらいなんじゃ!

オール電化にして光熱費が高くなるんですか!?

そうじゃ。そのため、日中も家にいることが多く電気を大量に使うライフスタイルだとオール電化は向かないかもしれんの。

オール電化にすればお得ってわけじゃないんですね。

初期投資が必要

当たり前じゃが、オール電化にすればIHクッキングヒーターやエコキュートがプレゼントされるわけじゃないぞ。というよりも、これらを導入して初めてオール電化住宅になるって感じじゃな。

そ、それってお高いんですか…?

あくまでも一例じゃが、IHクッキングヒーターで15~20万円くらい、エコキュートで45~50万くらいの費用がかかると言われておるの。

導入に必要な費用の目安

  • IHクッキングヒーター:15~20万円
  • エコキュート:45~50万円

たっ高い!

オール電化にすることで毎月の光熱費が安くなるから、いずれは取り戻せるって意見もあるようじゃが、さっきも言ったように光熱費が必ず安くなるとは限らんしの。初期投資が必要なこともしっかり覚えておくんじゃぞ。

IH対応の鍋やフライパンが必要になる

オール電化でIHクッキングヒーターを導入すると、今までの鍋やフライパンが使えなくなる恐れもあるんじゃ。

どういうことですか?

IHクッキングヒーターというのはガスコンロと違って火が出るわけじゃないんじゃよ。詳しい説明は難しいから簡単に言うと、電磁波で直接鍋やフライパンを発熱させるんじゃ。

よ、よく分からいけど電気の力で火を使った時みたいに熱くなるってことですね。

そんなとこじゃ。しかし、IHクッキングヒーターの場合、すべての鍋やフライパンが使えるわけではなく、きちんと対応したものじゃないとダメなんじゃ。対応していない鍋を乗せても「使える鍋か確認してください」みたいなことを言われてしまうんじゃよ。

え?IHクッキングヒーターって喋るんですか?

機種によるが、最近は喋るものも多いようじゃぞ。…と、話がそれたの。とにかく、IHクッキングヒーターで料理をする時には対応の鍋やフライパンが必要になるから、場合によっては調理器具の買いなおしが必要じゃな。

いろいろ初期投資がいるんですね…。

人によっては料理がしにくくなる

IHクッキングヒーターだとガスコンロのように火が出ないから、人によっては料理がしにくくなるかもしれんの。たとえば、フライパンをサッと持ち上げた時点で加熱は終わるわけじゃからの。

中華料理とか作りにくそうですね。イメージですけど。

確かに作りにくそうじゃな。イメージじゃけど。

オール電化がお得とは限らない!工夫が必要!

つまり、オール電化はメリットが多いけど必ずしも光熱費が安くなるとは限らないってことですね。

そういうことじゃ。日中は仕事で家にいないって人はオール電化で光熱費が安くなるかもしれんが、逆に日中に家にいて電気を多く使うなら光熱費が高くなってしまう可能性もあるんじゃぞ。

ポイント

  • オール電化は基本的に夜間の電気代が安く日中の電気代が高め
  • 日中の在宅が少ない場合はオール電化でお得になりやすい
  • 日中も家にいて電気を多く使うならオール電化の恩恵を受けにくい

難しいところですね…。

あとは工夫次第じゃな。食器洗い機とか洗濯機とかいつ起動してもいいものはタイマーをセットして夜間料金のタイミングで起動するとかの。

ポイント

  • オール電化にするなら家電はなるべく夜間料金のタイミングで使う
  • 洗濯機や食器洗い機などはタイマーをセットしておくのがオススメ

家電を使う際は多少なりとも音が気になるから、そこは配慮が必要かもしれんが…可能であればこういった工夫で光熱費を抑えることができるかもしれんな。

メリットとデメリットを把握して節約!

オール電化で光熱費が安くなるかはライフスタイル次第みたいだね。日中、家にいないことが多い人なら大幅な電気代の節約が期待できるから検討してみるといいんじゃないかな。

もちろん、日中に電気を使うからオール電化がダメってことはないよ。タイマーとかを使って出来るだけ電気の使用を夜間に回せば光熱費を削減できる可能性は十分にあるんだ!