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待機電力とは?電気料金はどれくらい?家電の節約に〇〇がおすすめ

待機電力

節電についての意識が高くなった東日本大震災以降、「待機電力」という言葉をよく耳にするようになりました。

待機電力とは、正式には「待機時消費電力」と言い、主要用途で使っていなくても、家電製品をコンセントに繋いでいるだけ消費する電力のことです。待機電力を消費しやすい代表例は給湯器やエアコン、AV機器です。

今回はこうした「待機電力」にかかる電気代や節電方法、節電時の注意点を紹介します。

これが結論!

家庭の消費電力のうち待機電力が占める割合は5~6%。待機電力が大きい家電だと1日4.7円ほど待機電力の電気代がかかります。プラグを抜くことで待機電力をカットできますが、プラグを抜いて不具合が起きる場合も。詳しくはこの記事で確認してみましょう。

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待機電力が占める割合は約5%!電気料金はどれくらい?

待機電力は家庭の電気代のどのくらいの割合を占めていると思いますか?

実は一般家庭であれば、1か月の電気代の5~6%ほどが待機電力にかかる電気代と言われているのです。

電気代のうち待機電力が占める割合

5~6%

例えば12000円程度の電気代がかかっている家庭なら、そのうちの600円程度は待機電力にかかる電気代ということです(5%で計算)。これを年間に換算すると、7200円にも及びます。金額的にはっきりわかると、待機電力を節電できたらどのくらいお得かということが目に見えてわかりますよね。

ちなみに待機電力の消費が大きいのはガス温水機器や冷暖房兼用のエアコン、ファックス付きの電話だったりします。こういった消費電力が大きい家電に焦点を絞って対策するのもアリでしょう。

以下は待機電力が大きいといわれる家電の、1日あたりの待機電力にかかる電気代を示したものです。

家電待機電力の電気代/日
外付けモデム・ホームゲートウェイ等約4.7円
ガス瞬間湯沸器約4.6円
パソコンネットワーク機器約3.8円
ファックス付き電話約2.2円
ファックス専用機約2.2円
掃除機(充電式)約1.8円
電気シェーバー(充電式)約1.5円
エアコン(冷暖房兼用)約1.1円

※すべて1kWhあたりの電気料金は27円で計算

1日あたりで見ると大した事ないと感じるかもしれませんが、家電ごとに消費電力がかかるわけですし、1年、5年、10年と長期的に見ると結構な金額になることでしょう。

すべて完璧に…とはいかないと思いますが、何かしら実行できる節電方法がありそうですよね。

ひゃあ~!電気代のうち待機電力が占める割合は約5%!そんなに多いんだ。

ついついコンセントをさしっぱなしにしちゃうけど、これを知ったらさしっぱなしにはできないわね!

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待機電力削減には節電タップがおすすめ!

マルチタップ

待機電力を減らしていくためにはやはり「プラグをコンセントから抜いておく」という方法が基本にして最大の節約方法となります。

しかし電化製品の種類によってはプラグを抜くのが難しい製品があったりしますよね。そうした場合に使えるのがスイッチひとつで「主電源オフ」ができる節電タップ(マルチタップ)です。

頻繁に使う家電製品で、でも使わない時は主電源を落としたいという場合に最適です。例えばキッチンで使うようなトースターや電気ケトル、炊飯器などは「よく使うので度々コンセントを抜くのが大変」となることが多いんですよね。

こうした場合は、スイッチ付きの節電タップを利用して、使う時だけ電源オンにすれば、便利&節電が一緒にできるので、「今日も面倒さに負けてコンセントを抜かなかった…」という良心の呵責に苛まれることも少なくなりますよ。

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待機電力を節電するときの注意点

冒頭でもお伝えしましたが、待機電力にかかる電気代は大体5~6%というのが一般家庭の相場です。ではどのような場合に「待機電力」が消費されているのかというと、次のような場合です。

時刻などを表示する待機電力について

通電する(電源プラグをコンセントに差し込む)だけで、表示部などに時刻などが表示される家電がありますが、この表示にも電力を消費します。

主にAV機器などがこれに当たります。AV機器の多くは電源スイッチ(主電源)を落としても表示部の時刻などが表示されるので、待機電力を消費しているのです。

コンセントを抜くことで考えられるデメリットは時計の表示が狂う可能性、配信情報などがリセットされる可能性などがあるので、一概にコンセントを抜けばOKと言えないところが難しいのですが…反対にこれらデメリットを踏まえたうえでコンセントをその都度抜いてもいいと思える家電であれば実行してみてはいかがでしょうか。

リモコンの信号を待つための待機電力について

製品の本体で、リモコンからの「操作信号」を待ち受ける状態をつくるためにも、電力は使われます。

エアコンやテレビがこれに当たりますね。特にエアコンは、実際にエアコンを使用していない時間にも、システムを正常に保つための電力を消費していたります。これがあることで、「いつリモコン操作をしても正常に動作する」状態をつくっているのですが、春や秋など、気温的に冷暖房を数ヶ月単位で使用しない場合に、電源プラグを抜いておくのは良い方法です。

ただ先述したように、エアコンは使用していない時にも、「いざ電源が入ればいつでもしっかり使えるように」システムをスタンバイさせています。

この状況を作り出すには、プラグを入れてすぐではできません。このため、待機電力節電のためにエアコンのプラグを抜いていた人は、次に使用する時には、プラグをコンセントに差し込んでから4時間~5時間はそのまま放置してからONにしましょう。すぐ運転するのは不具合の原因になるのです。

他にもこんなときに電力を消費する

  • 電源を切ってもタイマー機能が作動している場合
  • 留守電やFAXなど常に受信を待つような場合
  • 充電式製品の充電中以外で電気を消費する場合

注意点としては、コンセントを抜く行為のデメリットを知っておくことよね!コンセントを抜いたばっかりに通信データがリセットされて、番組表なんかを再度インストールするなんてことがあれば、電気料金が余計にかかってしうまうもの。

そうか!デメリットを知ったうえで「これはコンセントを抜いていいな!」と思えるものだけ対応すればいいのか!

家電の待機電力はどんどんカットされている!

気になる待機電力ですが、実は技術進歩によって年々カットされているそうです。10年以上前には7~10%ほど占めていた待機電力も現在ではおよそ5%と言われていますから、これは消費者にとって大きなメリットですよね。

あまりにも古い家電を使い続けていると、余分な待機電力がかかってしまっている可能性も。ムリに買い替える必要はないと思いますが、こういったことを頭に入れておくといいかもしれませんね。