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デスクトップ・ノートパソコンの電気代を調査!スリープモードは?

パソコンとコーヒー

発売当初はマニアックな感じが強かったものの、その便利さなどから今ではすっかり一般的になったパソコン。そんなパソコンにはスリープとシャットダウンが用意されていますが、一体どちらの方が節電になるのでしょうか。今回は他の節電方法と共に見ていきましょう。

これが結論!

デスクトップパソコンは3時間使用で約10円、ノートパソコンは3時間使用で約2円の電気代がかかります。90分以内の作業中断ならスリープモード、90分以上の作業中断なら電源オフがお得。作業時間に応じてスリープモードとシャットダウンを使い分けましょう。

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パソコンの電気代は?

まずはパソコンにかかる電気代を確認しましょう。パソコンと言ってもデスクトップパソコンとノートパソコンがあり、それぞれで電気代も変わってきます。

3時間使用したときのコスト

  • デスクトップパソコン:10円前後
  • ノートパソコン:2円前後

デスクトップパソコンの場合は3時間使用で10円前後。1日3時間利用する場合は月々300円、年間で3650円ということです。一方ノートパソコンの場合は同じ3時間使用で2円程度。1日3時間なら、月に60円、年間で730円の計算になります。

これはあくまで一例で、スペックや利用方法でも電気代は変わります。また一般的にノートパソコンよりデスクトップパソコンのほうがスペックが高いとされるので、どんな使い方をするかによって最適といえるパソコンのタイプは当然変わってくるはずです。

周辺機器が多ければ電気代もアップしますし、逆にあとで詳しく説明する省エネ設定を見直せば、これよりも電気代が安くなることも。他の家電ほど大きくは無いものの、出来ることなら節電をしておきたいところです。

デスクトップパソコンとノートパソコンって、こんなにもコストが違うんだね。

本当ね。意外だったわ。だけどよくよく考えたら、ノートパソコンってバッテリーで使うことが多いから、消費電力が多過ぎたらすぐに使えなくなっちゃいそうだものね。

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90分以内ならスリープ!90分以上ならシャットダウン!

本題とも言えるスリープとシャットダウン(電源オフ)についてですが、これは使わない時間によって、どちらが節電になるか変わってきます。

まず、知っておきたいのがスリープと電源オフの違い。着手していた作業を残しておき低消費電力モードで待機するのがスリープ。これに対してシャットダウンは完全に電源を落とすこと。パソコンが最も電力を使わない状態と言えます。

スリープとシャットダウンの違い

  • スリープモード:低消費電力モード
  • シャットダウン:電源OFFで最も消費電力が少ない

では、シャットダウン(電源オフ)の方が電気代がかからないかと言われれば、そうとも限らないのです。

実はパソコンが最も電力を消費するのが電源オフや起動時と言われています。よってシャットダウンしたり、シャットダウン状態から起動したりするときは、スリープと比べると多くの電力が必要です。

それを考えると、こまめにシャットダウンをするのは省エネとは逆効果。消費電力を考えると90分以上使わない場合は電源オフ、90分以内に再度使うのであればスリープがお得なようです。これはマイクロソフトの調査からも明らかになっていることで、90分以内の場合はスリープの方が消費電力が低いと発表されています。

こういった理由から、スリープと電源オフは使い分けるのが大切なのです。今まで意識せずに電源オフやスリープを使っていた方は、これから90分を目安に使い分けをしてみてください。そうすることで少なからずパソコンの電気代を節約することができるでしょう。

スリープとシャットダウンの使い分けの目安

  • 90分以内の作業中断:スリープがお得
  • 90分以上の作業中断:シャットダウン(電源オフ)がお得

目安ではあるものの、90分を境界線にスリープモードかシャットダウンか判断すればいいのは簡単よね。

うんうん!

省電力モードも活用しよう

あまり知られていませんが、実はwindowsパソコンには省電力モードが搭載されています。

バージョンによって設定の仕方は違うのですが、電源設定の変更から、バランス、省電力、高パフォーマンスなどの電源プランが選択可能です。おそらく多くのパソコンはバランスが選択されており、実際に推奨にもなっています。

ただ、そんなにパフォーマンスを求めない場合であれば省電力モードを選択して電力の消費を抑えるのもありでしょう。

ディスプレイの設定も見直し

パソコンで使うディスプレイの設定を見直すことも節電に繋がります。液晶ディスプレイの消費電力にはバックライトが大きく関係しているので、設定メニューからバックライトの輝度(きど)を下げてみましょう。

機種によってはブライトネスなどの表記になっていることもあるので、説明書を読みながら調整してみてください。とは言え、バックライトを下げ過ぎてしまうと作業や動画視聴に支障が出てくるので、自分の納得いく輝度は保つようにしましょう。

ようは、何事もバランスが大切。節電と実用性のバランスを考え、これだと思う設定を見つけてくださいね。

省エネ対策はいろいろあるけど、結局のところ自分が快適に使える中でトライしないとね。

そうね。特に仕事で使うパソコンは省エネばかりも言っていられないもの。どんな対策をとるか見極める力も必要ね!