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【種類別】ヒーターの電気代を納得いくまで比較してみた

マグカップを持つ女性

冬の暖房器具と言えばヒーターだけど…ネット通販やお店を見てるとオイルヒーターにハロゲンヒーター、ガス・石油ファンヒーターなどいろんな種類があって、どれを買えばいいのか迷っちゃうよね。

そこで今回はヒーターの電気代を種類ごとに比較してみたよ。それぞれの簡単な特徴も紹介してるから、ぜひ見ていってね!

これが結論!

ヒーターの電気代は約0.5円~32円/1時間。ガス・石油ファンヒーターは電気代が安いもののガスや灯油代がかかる。各ヒーターの電気代や特徴についてまとめているので確認してみてください。

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ヒーターの電気代を比較してみよう

ぶ、部長…。冬に向けてヒーターを買おうと思ったんですけど、いろんな種類が出てくるんですよぉ…。石油ファンヒーターとか、オイルヒーターとか…。

洗濯機にも縦型やドラム型があるように、ヒーターもいろいろ種類があるんじゃよ。石油ファンヒーターなら灯油を燃焼させて熱を作ったり、オイルヒーターなら中のオイルを電気の力で暖めたり。それぞれ仕組みなども変わってくるんじゃよ。

う~ん。正直、暖かくなれば仕組みは何でもいいんですけど、電気代は気になりますねぇ。やっぱり省エネで電気代のかからないやつがいいです!

ふむ。確かに冬の暖房代は馬鹿に出来んからのう。よし、各ヒーターの電気代をともすけのためにまとめてみるか!

ヒーターの種類1時間1日
(8時間)
1ヶ月
(30日)
ガス
ファンヒーター
強)
0.5円
弱)
0.3円
強)
4.0円
弱)
2.4円
強)
120円
弱)
72円
石油
ファンヒーター
強)
0.6円
弱)
0.3円
強)
4.8円
弱)
2.4円
強)
144円
弱)
72円
カーボンヒーター強)
21.6円
弱)
10.8円
強)
172.8円
弱)
86.4円
強)
5,184円
弱)
2,592円
ハロゲンヒーター強)
24.3円
弱)
12.2円
強)
194.4円
弱)
97.6円
強)
5,832円
弱)
2,928円
グラファイト
ヒーター
強)
24.3円
弱)
12.2円
強)
194.4円
弱)
97.6円
強)
5,832円
弱)
2,928円
シーズヒーター強)
24.3円
弱)
12.2円
強)
194.4円
弱)
97.6円
強)
5,832円
弱)
2,928円
セラミック
ファンヒーター
強)
27.0円
弱)
13.5円
強)
216.0円
弱)
108.0円
強)
6,480円
弱)
3,240円
パネルヒーター強)
27.0円
弱)
13.5円
強)
216.0円
弱)
108.0円
強)
6,480円
弱)
3,240円
オイルヒーター強)
32.4円
弱)
18.9円
強)
259.2円
弱)
151.2円
強)
7,776円
弱)
4,536円
ニクロム線
電気ストーブ
強)
32.4円
弱)
18.9円
強)
259.2円
弱)
151.2円
強)
7,776円
弱)
4,536円

※上記はあくまで目安であり機種等により電気代は異なります
※1ヶ月の電気代は1日8時間使用を想定

種類によってずいぶんと違いますねぇ。ガスや石油のファンヒーターが安いからこれにしよっかなぁ。

いやいや。確かに電気代は安いが、他にガスや灯油代がかかることを忘れてはいかんぞ。

ガス・石油ファンヒーターの電気代以外のコスト
ガスファンヒーターのガス代約6~23円/1時間
石油ファンヒーターの灯油代約5~22円/1時間

あー。結局は光熱費がかかるってことですかぁ。

ハロゲンヒーター等と比べればコストは安いかもしれんが、灯油交換が面倒だったりするしのう。

あれ?そういえばオイルヒーターはオイル代とかないですか?

オイルヒーターは中に閉じ込めたオイルを電気で暖め、放熱板を利用して熱を発する仕組みじゃから別にオイルの交換は必要ないぞ。石油やガスファンヒーターと名前が似てるから勘違いしがちじゃな。

そうだったのかぁ。しっかし、どれにすればいいのか迷うなぁ…。

ヒーターはどれもランニングコストが安くないから迷うのも当然じゃな。よし、ともすけが自分に合ったヒーターを選べるよう、もう少しアドバイスしていくか!

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自宅にあるヒーターの電気代を調べる

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ヒーターの種類による特徴とは

種類ごとの電気代はだいたい分かりましたけど、これらのヒーターってどんな違いがあるんですか?

ふむ。これも簡単にまとめておくかのう。

ヒーターの種類と特徴を確認しよう

各ヒーターの特徴を紹介するぞ。

ガスファンヒーター(ファンヒーター)

ガスファンヒーター

画像出典:Amazon.co.jp

部屋を暖めるのが早く灯油のように補給も不要だが、ガス栓がある場所でしか使えず定期的な換気も必要。

石油ファンヒーター(ファンヒーター)

石油ファンヒーター
画像出典:Amazon.co.jp

短時間で部屋を暖めることができるが、定期的な灯油の補給や換気が必要

セラミックファンヒーター(ファンヒーター)

セラミックファンヒーター
画像出典:Amazon.co.jp

すぐに温風が出るため寝起きなどに便利だが、広い部屋だと時間をかけても全体は暖めにくい

ハロゲンヒーター(電気ストーブ)

ハロゲンヒーター
画像出典:Amazon.co.jp

スイッチONから約1秒と暖まりが非常に早く本体価格も安めだが、部屋全体を暖める能力はなくピンポイント的な使い方が主となる。

カーボンヒーター(電気ストーブ)

カーボンヒーター
画像出典:Amazon.co.jp

ハロゲンヒーターに比べて約2倍と高い熱効率を持ち早く暖まるが、石油ファンヒーターのように広い部屋を暖めるのは難しい。衝撃に弱い弱点もある。

グラファイトヒーター(電気ストーブ)

グラファイトヒーター
画像出典:Amazon.co.jp

カーボンヒーターと同じく高い熱効率を持ち衝撃にも強いが、広い部屋を暖めるのには向かない

シーズヒーター(電気ストーブ)

シーズヒーター
画像出典:Amazon.co.jp

カーボンヒーターと同じく高い熱効率を持ち衝撃にも強いが、広い部屋を暖めるのには向かない。暖まりにやや時間がかかる(5分前後)。

パネルヒーター

パネルヒーター
画像出典:Amazon.co.jp

コンパクトながら遠赤外線効果で体の芯まで暖まるが、暖房能力はそこまで高くないため広い部屋を暖めるのは難しい。

オイルヒーター

オイルヒーター
画像出典:Amazon.co.jp

中のオイルを電気の力で暖めるため火を使わず安全かつ電源を切った後も余熱で暖かいが、部屋全体を暖めるのに時間がかかる(1~2時間ほど)。

ニクロム線電気ストーブ(電気ストーブ)

製造コストの関係で本体価格は安いが、寿命が短く局所的にしか暖められない

それぞれ長所も短所もあるって感じですねぇ。

じゃな。

種類ごとの暖め範囲もチェックしよう!

種類によって暖め範囲が変わってくるのも大きなポイントじゃな。

ヒーターの暖め範囲
広めの部屋におすすめガスファンヒーター
石油ファンヒーター
狭めの部屋におすすめセラミックファンヒーター
カーボンヒーター
グラファイトヒーター
シーズヒーター
パネルヒーター
オイルヒーター
部分的な暖めにおすすめハロゲンヒーター
ニクロム線電気ストーブ

※あくまでも目安であり機種により異なります。

部屋全体を暖めるならガスや石油ファンヒーターがいいのかぁ。

もちろん、機種によってはカーボンヒーターやグラファイトヒーターでも部屋全体を暖めることが可能じゃが、一般的にガスや石油ファンヒーターは暖め範囲が広いと言われておるのう。ただ、広い部屋ならエアコンを使った方がいいという声もあるようじゃ。

そんな、元も子もない。

ヒーターを複数用意して、寝起きに手足を温めるとはハロゲンヒーターを、夜に家族が集まった時は石油ファンヒーターを。といったように使い分けるのもいいかもしれんぞ。

置き場所などにも注意して節電していこう!

いやー。ヒーターの電気代ってけっこう高いですねぇ。これって何とか節約できませんか?

そうじゃな。たとえば、ヒーターの置き場所に注意したり、加湿器を併用したり、細かく温度を調整できる機種を使うなど。節電する方法はいろいろあるぞ。

ヒーターの節電方法一例

  • ヒーターの置き場所に注意する
  • 加湿器を併用する
  • サーキュレーターを回す
  • 温度調整など省エネ機能がついた機種を選ぶ

置き場所によって効率って変わるんですか?

そりゃ変わるぞ。石油やガスファンヒーターなら窓際に置くと部屋の天井付近と床で温度差が少なくなると言われておるし、オイルヒーターも窓際への設置で冷気を遮断できると言われておる。

へぇ~。

消し忘れ防止のタイマーや人感センサーなどが付いた機種でも節電しやすいと思うぞ。

いろんな方法があるんですね。

あとは電力会社を切り替えて電気料金自体を見直してみるとかな。今や節電の方法もずいぶんと増えたものじゃ。

自分にあったヒーターを!

色々なヒーターがあって、それぞれ特徴も電気代も違うんだね。

大事なことは、自分の要望にピッタリ合ったヒーターを使うこと。ただやっぱりコストは抑えたいから、光熱費も考えて選べるといいね。