オール電化の必需品ともいえるエコキュート。電気代が安い(オール電化向けのプランなどを想定)深夜にお湯を沸かしておいてくれる賢い子だね。
そんなエコキュートにもデメリットがあるって知ってた?ここでは、ヒートポンプ給湯器のエコキュートとは何なのか?メリットやデメリットは何なのか?そんな疑問を解決するよ!
これが結論!
ヒートポンプ給湯器(エコキュート)は空気中の熱を使い効率的にお湯を沸かす装置のこと。大きなメリットしては光熱費の節約。デメリットとしては導入コストなどがあります。
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目次
ヒートポンプ給湯器(エコキュート)とは
ぶ、部長…。最近よく聞くエコキュートって何なんですか?
エコキュートというのは「自然冷媒ヒートポンプ給湯機」の愛称じゃの。簡単に言うとガスではなく電気をエネルギーとしてお湯を作ってくれる機械のことじゃ。
ヒートポンプ技術を活用し、空気中の熱を吸い込み、その熱を使ってお湯を沸かすシステム
電気をビリビリーって水に流して温めるんですか?それって熱くなるんですか?
いやいや、そうじゃない。正確には電気を使って空気中の熱を集めるんじゃよ。この熱が水を温めてお湯にしてくれるんじゃ。ちなみに、空気の熱を利用するヒートポンプはエアコンや洗濯乾燥機などにも使われてる技術じゃよ。
それは知りませんでした。
エコキュートは年々出荷台数を増やしており、2014年には400万台が普及しておるんじゃ。今やマイナーとは言えない知名度じゃの。
ほんと最近よく聞きますもん。でも、何でそんなに普及してるんですか?やっぱりメリットが多いんですか?
そうじゃな。簡単に言ってしまえば導入で光熱費が安くなることが多いんじゃ。詳しくは下で他のメリットも交えて説明するぞ!
エコキュートのメリット
ここからはエコキュートのメリットを説明じゃ!
光熱費の節約!
エコキュートはオール電化の家庭に導入されることが多いのは知っておるか?
ガスを使わないんですもんね。何となく分かります。
オール電化の家庭というのは一般的にオール電化向けの電力プランに加入するんじゃ。詳細は電力プランで違ってくるが、オール電化向けのプランというのは夜間の電気代が安く設定されておるんじゃよ。
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みんなが寝静まるような時間に電気代が安くてもなぁ…。
確かにわしらは夜になれば寝る。しかし、エコキュートは夜が主な活動時間なんじゃよ!電気代が安い夜間にお湯を沸かしておき、それを日中に使う。これがエコキュートが省エネと言われるゆえんじゃな。
エコキュートは夜行性だったかぁ。
プランによっては夜間の電気代が1kWhあたり約12円など、非常に安いこともあるんじゃ。エコキュートの導入と電力プランの変更で、ガス給湯器や電気温水器に比べて大幅に光熱費を削減できることもあるんじゃよ!
大幅って曖昧なんで具体的な数値も知っておきたいんですけど…。
ふむ。そのあたりは電力プラン等で異なるから難しいんじゃが、大手メーカーのパナソニックによるとヒートポンプ給湯器(エコキュート)の年間コストは約22,800円だそうじゃ。これに比べてガス給湯器は約61,200円ほどかかると言われておる。
- エコキュート:年間約22,800円
- ガス給湯器:年間約61,200円
- 電気温水器:年間約103,900円
※東京電力エナジーパートナーエリア
うは。かなりの節約効果じゃないですか!
じゃろ?これがエコキュートの人気の秘密じゃよ!
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災害時などにタンクのお湯を使える
エコキュートは深夜のうちにタンクでお湯を沸かしておくんじゃ。つまり、タンクの中には常にお湯が貯まってることになるんじゃ。
そうなりますね。
もしもの話じゃが、何かしらの災害で水が止まった時など、非常用水栓を使えばタンクからお湯を取り出せるんじゃよ。エコキュートのお湯が非常時に役立つってことじゃな。
災害時に困るのは水って言いますしね。
残念ながら飲み水には適してないが、非常用水として活用できるぞ。370リットルほど容量があれば家族4人、3日分の生活用水になると言われておるんじゃ!
環境にやさしい
エコキュートのヒートポンプは燃焼式のものと違って空気の熱を使ってお湯を温める、つまりは燃焼が必要ないんじゃよ。
安全ですね。
それもそうじゃが、燃焼しないということはCO2の排出も削減できるってことじゃな。もしも世界単位でヒートポンプへの切り替えが行われた場合、CO2排出量を約8%、約18億トンも削減できると期待されているそうじゃ!
と、とんでもない数字過ぎて実感わきませんね。
とにかく、エコキュートの導入が環境問題の貢献に繋がる可能性があるわけじゃな。
エコキュートのデメリット
ここからはエコキュートのデメリットを紹介していくぞ。
設定に注意しないと光熱費が高くなる
エコキュートの導入で光熱費が高くなるんですか?さっき光熱費が安くなるって言ったのに!嘘つきか!
お、落ち着け。使い方によっては光熱費が高くなるんじゃよ。たとえば、エコキュートで深夜にお湯を沸かしておいたものの、それが日中に切れてしまったとするじゃろ。この場合はどうする?
う~ん。沸き増しすればいいんじゃないですか?
それじゃ。その沸き増しというのは日中の高い電気代で行うわけじゃろ。つまり、お湯切れを頻繁に起こしてしまうと光熱費が高くなってしまうんじゃよ!
なるほど!
じゃから、エコキュートを導入した後は設定に気をつけてお湯切れを起こさないようにせんといかん。あとはピークカットを設定して日中の沸き増しを防いだりの。エコキュートの上手な使い方は下に簡単にまとめておくぞ。
- 設定で沸き増しを避ける
- 来客時などは多めに沸かすよう設定する
- ピークカット設定を使う
- 追い炊きでなく高温足し湯を使う
導入にコストがかかる
当たり前じゃがエコキュートの導入にはお金がかかる。容量などによって異なるが、一般的に40~50万円前後はかかると言われておるのう。
エコキュートの導入費用目
40~50万円前後
うっ。なかなか高いですね…。
その分、光熱費が安くなるから取り戻せるという意見もあるようじゃが、ひとまずお金を用意する必要があるのは確かじゃな。
ほ、本当に取り戻せるんですか・・・?
さっき話したパナソニックのデータによれば、エコキュートの年間コストが約22,800円、対してガス給湯器が約61,200円で差額は約38,400円じゃ。つまり、10年で約384,000円、15年で約576,000円の差額。何とも言えんが、長く使っていれば取り戻せる可能性は十分にあるぞ。
騒音問題が発生する可能性がある
エコキュートは基本的に深夜に稼働するうえ、低周波音による騒音問題が指摘されてるんじゃよ。そのため、設置場所によっては騒音問題から近所トラブルに発展することも考えられるんじゃ。
僕、平和主義者だからもめごとはちょっと…。
まぁ、こぞって近所ともめたい奴はいないじゃろ。じゃから、エコキュート設置の際は場所に十分注意する必要がある。また、設置後に騒音を感じるなら防振ゴムなどで対策する必要があるじゃろう。
意外な弱点もあるってことですね。
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凍結してしまう場合がある
エコキュートのデメリットのひとつに、給湯機の給水管、風呂配管、給湯配管といった部分が凍結してしまうことがあるんじゃ。
ええっっ!!と、と、凍結ですか!?
そうじゃ。エコキュートが丸ごと凍り付いてしまうようなことはないんじゃが、凍ってしまってお湯が出なくなるケースもあるんじゃよ。寒い季節は要注意じゃな。
ど、どうしたらいんですかね!凍結したら壊れてしまうんですか!?
ただ凍結したから壊れてしまうわけじゃなくて、予防方法や解決策もあるから、そんなにビビる必要なないぞ。
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寿命がある
どんなものにも寿命がありますが、エコキュートにも当然ながら寿命があるんじゃ。寿命がきたら取り替え(交換)を検討せねばならん。
その寿命って・・・どれくらいなんですか?せっかく高いお金を出して導入したのにすぐに寿命がきちゃったら、全然節約になりませんよね。
焦るなともすけ。エコキュートの寿命は10~15年と言われておる。ちなみにエコキュートと比較検討されることが多い電気温水器の場合、20年ほど持ったという話もあるが寿命はエコキュートとほとんど同じくらいじゃ。
そうか。10~15年で寿命がくることを頭に入れたうえで、導入を検討しないといけませんね。
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エコキュートは上手に使えば節約になる!
エコキュートにもいくつかデメリットがあるけど、上手に導入・使用してあげれば光熱費の大きな節約に繋がることもあるんだよ!
気になってる人は今回の情報を参考に導入を検討してみたらどうかな?
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